2004年2月22日

マレーシア・オープン(2/19-22)

ヨーロピアン.ツアーとの共催トーナメント,マレーシア・オープンです。

【予選ラウンド】

現地,マレーシア在住のすしファンの方から,イシガキ情報BBSにたくさん情報をお寄せいただいています。現地のようすがとてもよくわかります。
みなさま,どうもありがとうございます。

前日 トミーさんの現地報告I
管理人さまはじめ会員の皆様
トミーです。MOpがいよいよ明日から始まります。Drowを手に入れました。すし君はとてもいいスタート時刻です(私的に考えて)。DayⅠは第12組No1テイーから9時30分。DayⅡは第49組No10テイーから14時。
 ちなみに今回本命のPadraig HARRINGTON(アイルランド)はDayⅠが12時30分、DayⅡは7時50分のスタートです。この暑さですから、スタミナ配分に最大の注意。ここ2ヶ月ばかり少雨でしたが、今週から午後にはスコールが来ており、コンデイションは最高に近い。グリーンも適度のクッションが出て、バーデイー合戦となるは必至と思われます。引きどころをわきまえて果敢にピンデッドをねらいたいところです。
すし君に最大のHappyが微笑むことを願いながら。


初日 トミーさんの現地報告II
情報はどんどん走っているのですね。前半はパットにも救われ3アンダー。だが、このまま終らせてくれないのが「コブラ」と呼ばれるサウジアナパームコースです。11番(パー4)ではちょっとしたハプニング(同伴者の1人が右OBゾーンすれすれに打ち込み救済の確認でマーシャルを呼ぶが近くにだれもいない。しばらく右往左往、結局センターに打ち出していたすし君が「じゃ先に行くよ」で打った第2打が、グリーン右20ヤードのラフ。よらずのひやひやボギー。次の12番(パー3)素晴らしいテイーショットで上からだが1.5mのバーデイーチャンス。これがカップに蹴られてだめ。この2つで少々焦ったと見えました。
��3番プロなら2オン狙いもあるがリスキーなパー5、素晴らしいドライバーで残り203ヤード。あまりに完璧なテイーショットに悪魔が微笑んだ。あと10ヤード後ろなら、2オン狙いはやめたはず。4番アイアンで打ち出された球は無情にもグリーン右に外れて池の中。DZからの第4打はオーバーし、寄らず入らずでダボ。ここで一挙にイーブン。
次は最長のパー4.第1打は右に出し、2打目はグリーンサイドバンカー。寄らずのボギー。このままずるずるは駄目!!「リラックス」と励ます。15、16、17番共に、バーデイーチャンスにつけるも、入ったのは16番の50cmだけ。18番パー5は、超綱渡りのパーセーブ。
というわけで第1日は終了。本人「こんなんじゃ飯食ってられない」といってドライビングレンジに直行でした。
身体は切れてます。ほんのちょっとしたタイミング(実はこれが一番厄介!!)の問題。
明日さらなるHAPPYが来る事を祈り!!!


��日目 トミーさんの現地報告III
皆様
第2日目です。コンデイションについて報告しておきます。第1日は終日うす曇、無風。理由は全くわかりませんが、プリフアードライ(簡単に言えば、6インチリプレース可というやつ)適用。したがってフエアウエーに打たれた球は全てピックアップしてボールは拭くことが出来る。勿論ドロップではありません。リプレースです。このあたりにもバーデイラッシュの一因ありそう。
��日目は無風快晴の天候で始まっております。小生の一番の心配は午後からのスコールのおそれ。午前中にどんどん気温が上がって、雷雨というパターンです。
すし君は10番から午後2時のテイーオフです。途中で是に遭遇すると、中断そしてサスペンデッドです。昨日は1ラウンド5時間かかってました。そのペースだと中断があると7時半あたりの日没に間に合わない。こんなことになると本日朝スタートの連中が圧倒的に有利。快晴無風の中でバーデイーラッシュの山は必至です。小生の予想ではー2なら確実、−1では??というカットラインです。
昨日はすし君、南国特有のグリーンの芽にとまどいを口にしておりました。とてもタフなコースだとも言っておりました。(多分、謙遜!!)一晩寝て、吹っ切れてくれると思います。
それでは、本日も午後2時から18ホールを、幸運の女神と帯同してまいります。


��日目終了後 Bunga Rayaさんの情報
トミーさん、敞じいさん 初めまして。SAUJANAパームの13番の池の横に住んでいる「Bunga Raya」と言います。
土曜日まで仕事で石垣様の応援に行けませんが、日曜日には朝から応援に行く予定です。
トミーさん、暑い中のレポートご苦労様です。がんばってください。
��日目の結果はどうだったのでしょうか?サスペンデットにはならなかったはずですが・・・。SAUJANAはマレーシアで一番タフなコースですので、同じ日本人として、またSAUJANAのメンバーの一人として石垣様のがんばりを期待しています。日曜日を楽しみにしています。


��日目終了後 みんみんさんからの情報
こんばんわ。先ほど、スシ本人と電話にて聞いた情報です!!私自身全くのド素人のためゴルフ用語が全くわかりませんが、スシいわくサスペンデットのため今日は3ホールのみのプレーとなったそうです。残りは明日の朝早くからのスタートだと言っていました。
とても激しい雨と雷だったそうです。調子のほうは体もよく動くようになりかなりいい感じになっているとのこと。アイアンが新しいため少し飛びすぎることのみ気になるそうです。
しかし、彼の声からは自信が伝わってきました。明日予選通過になるとかなり長い試合になるとのことで、今日は早めに寝ると言っていました。明日からのがんばり、期待しています。フレーフレー、スッシー!!


��日目終了後 トミーさんの現地報告IV
皆様
小生もしがないアマチュアで他に仕事があったりして報告が遅れ申し訳有りません。
予想の一つが的中してしまいました。午後2時5分に10番をテイーオフしました。14番テイーショットが終ったところに雨が落ち始め15番の2ndショットを終わったところで、サイレン。3時50分でしたが、結局そのままサスペンデッドです。
明日は8時から再開です。この15番はバーデイーチャンスにつけてます。上からのスライスライン。約4mです。小生の最も好きなライン。失礼、つい入れ込みすぎです。
控え室であるカフエテラスに座り、異国人に混じって日本語を話せば少しは気は休まるかと、風月カントリークラブの思い出なんかをやって時間をやり過ごしました。予想以上のひどい雷雨となり、小生も帰宅するのにいつもの4倍の時間。すし君はとても残念がっておりました。当たり前です、1ボギー1バーデイーの後来たバーデイーチャンスですから。この15番から18番まででどれだけ稼げるかが勝負に直結です。
良いお報せを一つ、昨日のリベンジやってくれましたよ。13番。グリーンの直ぐ前が池で囲まれた520ヤードちょいのパー5.本日はまたまた素晴らしいテイーショットで残り198y。しっかりと2オンです。素晴らしいイーグルチャンス(横から約4m)残念ながらアマサイドにスルーしてバーデイー。これで11番のボギーを消しです。それにしても、11番は相性よくないか?グリーンがやや小さめではあるが、彼の力をして2日共ボギーはない。
��3番でバーデイーをとった後はやはり勢いがある。14番実質的最長のパー4をきっちりと2オン2パット。昨日とは勢いが違う。本日のエンジンがかかってきたと小生はみた。そして15番の1打、2打。「う〜ん、もっとやりたかったな〜」これこそ、本音でしょう。
明日はとにかく8時から再開。小生のゲスでは、女神は帯同してます。
小生も8時には現場に起ちます。そのときそのときの一瞬に彼の最高のパフオーマンスが出来ることを期待してです。実は小生の方が緊張してます。眠れない。カットラインの予想はもう止めます。彼の残してくれた最高のパフオーマンスがカットラインです。悲観材料は何も無い。
明日は大変な長丁場、残り13ホールとそして決勝第1ラウンド。正念場です。



ということで,2日目の途中でサスペンデッドとなり,3日目に続きのラウンドが行われます。

【第3ラウンド】

雷雨によるサスペンデッドで,第2ラウンドの残りが3日目朝に行われました。石垣選手は3バーディー,3ボギーとスコアをのばすことはできませんでしたが,52位タイで予選を通過しました。

第3ラウンドもまたまた雷雨にたたられた模様。
インからスタートした石垣選手は,初日2オンを狙って池に入れてしまいダブルボギーとした12番パー5でイーグルを奪った!
しかし18番で痛恨のダブルボギーで,振り出しに戻ってしまいました。
第3ラウンドの残りは明日の最終日に行われる予定です。
がんばれ,すし!

��日目終了後 トミーさんの現地報告V
Bunga-Rayaさん、皆様
結果については、すでに情報があるようですね。
 よく頑張りました。イーブンは合格です。8時に始まった残りのゲームは11時30分に終了。大変な暑さです。第3ラウンドは13時15分、10番からのテイーオフ。疲れてます。グリーンを読みきれない疲れです。一番疲れるやつです。
��3時15分スタート。10番はバーデイーのがし、11番はしっかりとリベンジして、12番は良し良しのパー。我慢です。圧巻は13番ぱー5、左奥のピンに対し、右4mに2オン。イーグルチャンス。これはしっかりとど真ん中でー2です。14番はひやりとさせるパーセーブ。15番またもバーデイーチャンスにつけるが、またも下りスライスが入らない。16番パー3はまたも苦心の返し1m強。なんとかセーブ。17番これも下りスライスがgetならずのパー。この3個のパーセーブに気持ちは磨り減っているのがようくわかる。
��8番は会心の当たりが左バンカーを直撃。なんとか残り150yあたりのフエアウエーに持ってきたが、第3打をパームヤシがピンスタイミーに入る。彼ならこれは越せると思ったが、やはり不安感が残ったようだ。左奥のピンを左に外し、バンカー。ピンは、このサイドのエッジから3m。4打目のバンカーショットは少々強く入り、下りのラインに乗って、向かい側の浅いラフ迄行ってしまった。まさに!しまった!!である。ピークの疲れがどっと出る。5打目は上手く寄せたのに、1m弱が入らない。これはもう4打目のバンカーショットで切れたもの。このバンカーショットをどれほど上手く処理できるか、そのあたりが一流の仲間への入り口に思えます(とても生意気で、失礼かも知れないが)。懸命にこらえていたものが一挙にイーブンです。しかし、彼には2オーバーになった心持だったと思います。もの凄い暑さです。心身ともに疲れきってます。サバイバルゲームです。
ターンして、1番テイーショットは3woodで最高のポジション。ここで信じられない第2打。あれほど淡々と決めていたショートアイアンで目を覆いたくなるようなミスショットです。残りは70yぐらいだったと思います。一番奥に切られたピンに中央からランを入れて寄せようと試みたのか、グリーン手前4y位に持ってきただけ。もう、前のホールのショックがありありと残ってます。ここからまたも信じられないミス。寄らずのボギー。
小生たまりかねて「もう直ぐ雨来るからがんばろう!!」と声かける。「ye!!」と返事してくれました。2番はパー3、相性は悪くないホール。気をとりなおしたテイーショットは無難なポイントをキープ。これをパーで終えたところで、突然の雨。しばらく待機したものの、結局クラブハウスまで帰って指示を待ての報。16時から待機して17時30分、第3ラウンドもサスペンデッド。現在1オーバーで7ホール残しております。彼にとっては、そして小生にとっても救いの水(雨)でした。彼は心身ぼろぼろだったと思う。小生は3日連続でホールバイホールをやって脚が棒になってました。プロの勝負魂に感服です。すごいです。
とにかく決勝ラウンドに入ったのだから、今夜はグッスリ寝て仕切り直しです。
明日は朝8時から残り7ホール、そして最終ラウンドです。明日も8時から仕事します。
彼の回復を祈ってください。


【最終ラウンド】

いよいよ最終日。早朝から第3ラウンドの残りホールをラウンドした石垣選手は,1つスコアを落として3日目は73。1オーバーで第3ラウンドを終了しました。

第4ラウンドはインからのスタートでした。
気合いの入ったラウンド,11番,17番とバーディーを奪い,スコアを1アンダーまで戻して,後半のアウトにむかいます。
ちょうどこのあたりから,ゴルフチャンネルの中継が始まりました。

アウトも3番でバーディーを奪い,トータル2アンダー。30位台まで順位をあげました。
しかし,このあと1バーディー,3ボギーとスコアを落とし,最終日は71でホールアウトしました。

トータル,イーブンパーで最終順位は48位タイ。賞金5,687$を獲得しました。
雷雨にたたられた4日間のラウンド,石垣選手お疲れさまでした。

最終日 トミーさんの現地報告VI
管理人様 、皆様
第3ラウンドの残された7ホールは3番(パー5)バーデイーでスタートしましたが、4番(パー4)でボギー。7番ロングでまたバーデイーとして頑張るも、8番(パー4)をボギーとして結局トータル73。
フアイナルは11時10分、10テイーからのスタート(1オーバーです)。約1時間の休憩でスタートです。今日も朝からガンガンの太陽。大変な暑さです。すし君は本当に我慢しました。
連日ボギーだった11番(P4)で仇討ち、バーデイー先行です。17番(P4)では下4mからバーデイー(これでー1に突入)。18番(P5)は右に切られたピンを右に外しバンカー。昨日の再来?をなんとか凌いでパー。15番から18番までは全て1パット。感服する我慢です。前半の9ホールは34。
ターンして1番から。よくパーセーブを続けて3番(P5)でバーデイー。これでトータルー2です。14時、暑さのピーク。4番(短いP4)では朝に続いて失敗。残り80yの第2打はラフからだるま落しになって(その様に見えた)寄らずのボギー。
あろうことか続く5番(P3)はテイーショットが魔女に吸い寄せられるように右のラフ。しかもスタンスはバンカーの中。ボールは急前上がりの壁に止まっている。下りのグリーンにはどうがんばっても柔らかいボールは打てない。やはり2打目は向かいのラフまで行った。小生は下向いて顔あげられなかった。3打目を意のままに寄せきれず、温厚な彼がクラブを叩きつけた。だがその後のパットを執念で入れボギー。これでまたイーブンに。
次の6番(460YP4)は執念のスーパーショットを2回続け、1・5mのバーデイーチャンス。同伴者2人が右と左に外し、1度は仕切り直しをしながらも読みきれずただのパー。切れるかと思ったが、次の7番(P5)で根性のショット2回。この4日間では、初めてドライバーを手にした。2オン狙いを根性でやりました。上からなのでイーグルはならず。バーデイー。−1に復帰だ。
��番(P4)は5mに付けるも上からで駄目。最終9番渾身のドライバーがやや、薄く入り、今まで越えていた右のバンカー。ここで連日のスコール、幸い続行できる程度。奥に切られたピンめがけ、全精力の100yはスコールにつき物の風にあおられ奥1mのラフ。寄せきれずのボギー。
後半トータル37は、フアイナルラウンドが71(1アンダー)。4日間トータルはパープレー。ご苦労様でした。見せてくれた一つ一つのプレーに感動いっぱいでした。有難う。
 そして声援していただいた現地の邦人の方々、この酷暑の中本当に有難うございました。代わって御礼申し上げます。3月末の2日間、全英オープンのアジア地区クオーリフアイ競技があります。出場するようです。その節はまた篤い応援をお願い申し上げます。
 応援サイトに、入り込み大変お邪魔しました。管理人様、皆様有難う御座いました。



さて,試合は,タイのトンチャイ・ジャイディー選手がホールインワンを含む快進撃で,逆転優勝。
今季のヨーロピアン・ツアーのシード権をも獲得しました。
トンチャイ選手とは,一昨年のJCBクラシックの練習日に,石垣選手の紹介で握手をしていただいたことがありました。
トンチャイ選手,優勝おめでとうございます。
ヨーロピアン・ツアーでの活躍を楽しみにしています。

ミャンマー・オープン(2/12-15)

2004年シーズン第3戦はミャンマー・オープンです。

初日77(5オーバー)と出遅れましたが,二日目は72(イーブン)で回り,64位タイというぎりぎりの順位で,決勝ラウンドに進出しました。

三日目70(2アンダー)と好調なゴルフで34位タイまで上昇しました。

最終日は74(2オーバー)ということで,トータル5オーバー。
��6位タイで賞金$1,220を獲得しました。