2006年8月29日

フジサンケイクラシック(8/31-9/3)

今週のすし石垣選手は、山梨県の富士桜カントリー倶楽部で行われる、フジサンケイクラシックに出場します。フジサンケイクラシックといえば、長年、川奈ホテルゴルフコースで開催されてきましたが、昨年から会場を富士桜カントリー倶楽部に移して開催されるようになりました。

富士桜カントリー倶楽部は、PS2の「みんなのゴルフ4」に収録されているので、みんゴル好きの管理人は何十回もプレーしているコースです。ちなみにベストスコアは54です。



さて、すし石垣選手は、今週初めに茨城県のセントラルゴルフクラブで行われた、日本オープン最終予選会に出場していましたが、第1ラウンド終了後に棄権したとの情報がありました。石垣選手に確認したところ、体調は良くないそうですが、フジサンケイクラシックには出場するとのことでした。



賞金シード獲得に向けて、1戦1戦が大事になってきますので、なかなか休養がとれないのが厳しいところですが、体調に気をつけてがんばってもらいたいと思います。



事前情報

予選ラウンドのティータイムが公表されました。すし石垣選手は、初日11:40アウトスタート、2日目7:35インスタートとなっています。

初日

5バーディー,3ボギーの69でホールアウト。2アンダー,11位タイという絶好のスタートを切りました。今大会は賞金が高いので,10位でも400万円以上の賞金を獲得することができます。体調に気を使いながら,淡々としたゴルフで残り3日間乗り切ってほしいと思います。

2日目

悪天候によるスタートの遅れと中断のため、すべての選手がホールアウトすることができませんでした。すし石垣選手はかろうじてホールアウトできましたが、4ボギー、1ダブルボギーとまったくいいところなく、通算4オーバー,暫定52位という危うい位置になりました。しかし,3日目早朝に2日目の残りラウンドが行われた結果,すし石垣選手は,49位タイで決勝ラウンド進出が決定しました。体調不良と悪天候でかなり大変そうですが,決勝に進出したからには,できるだけ大きい賞金を持ってかえれるように,がんばってほしいと思います。

3日目

4バーディー,2ボギーの69でホールアウト。前日から2ストロークへこまして,通算2オーバー,20位タイの好位置につけました。天気も良くなり,体調も良くなったのでしょうか。ここまできたら,ぜひ10位以内を目指してほしいです。ゴーゴー,すし!

最終日

最終日は平均ストローク73.685とスコアを落とす選手が多かった中,すし石垣選手は,3バーディ,3ボギーの71で回り,トータル2オーバー,14位タイでフィニッシュしました。要所要所で良いパットを決めて,最後まであきらめずにがんばった成果だと思います。

賞金2,655,000円を獲得し,これで賞金ランクは42位,今シーズンの獲得賞金が14,324,546円となりました。昨年のシード獲得最下位の選手が,12,553,237円でしたので,それを超えたことになります。賞金総額の増分を考えても,賞金シードはほぼ確定と考えてよいのではないでしょうか。

秋のビッグトーナメントも少し余裕を持ってプレーできるようになるかもしれません。残る目標は優勝あるのみですね。体調の良くない中でしたが,石垣選手,四日間お疲れ様でした。



2006年8月20日

アンダーアーマーKBCオーガスタ(8/24-27)

今週のすし石垣選手は,福岡県の芥屋ゴルフ倶楽部で行われるアンダーアーマーKBCオーガスタに出場します。サンクロレラクラシック以降,ツアーは2週間お休みでしたが,石垣選手は先週,兵庫県で行われた南都オープンに出場し,2日間トータル9アンダー,トップと2打差の6位タイでフィニッシュしています。

このあとは,9月末の東海クラシックまで6週連続の出場となりますので,体調万全で良い成績があげられるように,応援していきたいと思います。

今週もがんばれ,すし!



事前情報

予選ラウンドのティータイムが公表されました。すし石垣選手は,初日7:30インスタート,2日目11:40アウトスタートとなっています。

初日

5バーディ、3ボギーの2アンダー69と好調なスタートをきりました。2週間ぶりのツアー・トーナメントですが、好調を維持しているようですね。2日目もアンダーパーで回ってほしいと思います。

2日目

予選ラウンド2日目は,3バーディー,2ボギーの70でホールアウト。前日から1ストローク伸ばして,トータル3アンダー。21位タイで決勝ラウンドに進出しました。トップとは8ストローク離れていますが,決勝ラウンドでは粘り強いゴルフで1つでも上を目指して,欲を言えば,今大会でトップ10入りして,賞金シード当選確実なラインまで行ってほしいところです。

3日目

ムービングデイの3日目ですが,2バーディー,2ボギーの71でスコア動かず。順位は34位タイに下がってしまいました。ドライバーを曲げてラフに入れることが多かったようなので,パーをセーブするのがやっとだったのでしょうか。最終日はアンダーパ−を期待します。

最終日

最終日は3バーディー、5ボギーの73でホールアウトしました。最終日のオーバーパーはいけませんね。44位タイで賞金360,000円を獲得しました。

最終日は、最終18番ホールの第3打のアプローチ、そしてバーディー・パットの様子が、中継されました。また、ホールアウト後はプレーヤーズゲストとして、鈴木規夫さんとともに解説を担当していました。



来週はフジサンケイクラシックですが、8/28-29の二日間に渡って、茨城県のセントラルゴルフクラブ東コースで行われる日本オープン最終予選に出場します。初日は8:06アウトスタート、2日目は9:18インスタートとなっています。JGA競技のため、すし石垣ではなく、本名の石垣聡志でエントリーしています。ぜひ日本オープンの出場権を獲得してもらいたいものです。

アンダーアーマーKBCオーガスタのスコアカード



2006年8月13日

2006年前半を数字で振り返る

国内ツアートーナメントは夏休み中。そこでこれを機に,すし石垣選手の今年前半と,昨年の部門別データを比較してみました。今年の好調ぶりが数字でも裏付けられていることがお分かりいただけることと思います。


2005年の部門別データ


2006年の部門別データ


6月のJCBクラシック仙台でひさしぶりにお会いした時,石垣選手から「JGTOの部門別データを見せてほしい」と頼まれ,2005年と2006年の部門別データのレーダーチャートをプリントしてお見せしたことがありました。2つのデータには明確が違いが見られ,石垣選手も満足そうでした。

全体的に,2005年は,ドライビングディスタンス,イーグル率が抜きん出ていますが,その他のデータはいずれも50位以下となっており,特にフェアウェイキープ率の105位が大きく凹んでいるのがよく分かります。

2006年は,相変わらずフェアウェイキープ率は良くありませんが,その他のデータが軒並み膨らんでいる(良くなっている)のが良くわかると思います。

フェアウェイキープ率とパーオン率が昨年よりも落ちているのに,パーキープ率が伸びているのは,ショートゲーム,特にパットの好調さが主な要因であることは間違いないでしょう。

平均パットは昨年の80位タイから11位タイへと大きく上昇しています。平均パットは,パーオンしたホールだけを対象としており,アプローチで寄せた後のパット数は対象外となっていますので,グリーンを狙うアイアンの精度も向上していることが伺えます。

平均ストロークの内訳を見てみると,予選ラウンドの平均ストロークが,72.23(76位)から71.96(51位タイ)となっており,予選落ちが少なくなっていることが数字の上でも裏付けられています。

第3ラウンドの平均ストロークは,72.25(86位タイ)から71(32位タイ),第4ラウンドの平均ストロークは,71.25(49位タイ)から72(73位タイ)となっています。決勝ラウンド全体として平均ストロークは良くなっていますが,最終日の平均ストロークが若干悪くなっているのが気になります。

ホール別のバーディ率では,パー3とパー5のバーディ率が伸びていることが分かります。特にパー5のバーディ率では10位タイにつけており,長打力をうまくバーディにつなげていることが分かります。逆に,パー5での2オン率は,昨年よりも低くなっていて,無理に2オンを狙わずに,ショートゲームでバーディを奪う傾向が出てきたのかもしれません。

総括すると,ドライバーはよく飛んでいるが,フェアウェイを外すことが多い。しかし,リカバリー・ショットでパーオンしたり,ショートゲームやパットでパーをキープする確率は向上しており,平均ストロークが良くなっている,というところでしょうか。

これで,もしフェアウェイキープ率が上がってきたら,毎ホール,バーディ・チャンスという手の付けられない絶好調ゴルファーに変身してしまうかもしれませんね。後半戦が楽しみです。

2006年8月9日

男子ゴルフ界に希望の光

先日,応援団長を通じて,某テレビ局の社内報に載っていた,すし石垣選手に関する記事を手に入れることができました。「男子ゴルフ界に希望の光が... 『すし』と『モンスター』が出現!」というタイトルで,某テレビ局のスポーツ部の方が,今年の三菱ダイヤモンドカップのことについてお書きになったもののようです。その一部を紹介させていただきます。

宮里藍の出現で女子に人気,視聴率で大きく水をあけられた男子ゴルフ界。去年,すい星のごとく現れた伊藤涼太の活躍に期待を寄せたが,我々の中継に映ることはなかった。



しかし,捨てる神あれば拾う神あり。「ヨッシャ〜!」と雄たけびをあげ,派手なパフォーマンスで観客を沸かせる男の姿が。彼の名は,「すし石垣」。本名は石垣聡志だが,以前海外のツアーに参戦した際,周囲に覚えてもらうため,そして日本を代表するという意味も込められて,「すし」を名前に付けたそうだ。



優勝経験のない彼は,これまでテレビに映ることはほとんどなかったが,3日目に得意のパットを次々と決め上位に絡んできたため,ついに我々の中継で全国デビューを果たした。スタッフも「すし」が中継ホールにやって来ると,何かやってくれるのではないかとワクワクしながら彼に注目した。結局11位に終わったが,他のどの選手よりも強烈な印象を残した。



(中略)



今大会は,元タレントのかとうれいこさんを妻に持つ横尾要の4年ぶりの優勝で幕を閉じたが,低迷する男子ゴルフ界に希望の光が差し込んだ瞬間でもあった。まあ,見ていてください。近い将来,「すし」と「モンスター(中西雅樹選手)」が旋風を巻き起こしているはずです。



というわけで,テレビ局などマスコミからも熱い期待が石垣選手にかけられているようです。三菱ダイヤモンドカップの11位を皮切りに,今シーズンは北陸オープンで優勝,ザ・ゴルフトーナメントin御前崎では4位タイに入るなど,期待に応える活躍ぶりを見せてくれていますので,後半戦も多いに楽しみです。