石垣選手への１０の質問

石垣選手への１０の質問（5/31）

��月２７日，ＪＣＢクラシックのマンデートーナメントに出場するため来仙した石垣選手に，いろいろお伺いしました。

昨年はちょっと長いインタビューでしたが，今回は翌日にマンデートーナメントを控えていたので，１０個の質問にしぼってお尋ねしました。



第１問　２０００年ＪＧＴＯのツアーにフル参戦しての感想は？



「くそうっ！」って感じ。こんなはずじゃなかった。

快心のラウンドはあんまりなくて，バンカーから１１打とか「やっちゃった」やつが多かったです。



第２問　アジアンＰＧＡツアーのQスクールを受けようと思ったきっかけは？



今シーズンは１年間通して戦えないので，フルシーズン戦いたいと思いました。

また，アジアンＰＧＡツアーの会場はグリーンが固くて，芝もそれぞれ違うので，そういうところで戦えば，どんな場面にも対応できる力がつくかなと思いました。

韓国の試合のあと，石川県でのチャレンジにも一緒に出た人たちがみな，「簡単すぎる」と言っていました。あとは，英語がしゃべれるようになるかな？と。



第３問　アジアンＰＧＡツアーは移動が大変そうですが？



日本から参加している人たち（１０人くらい）でだいたい固まって動いているので，特に苦労はないです。みんな日常英会話がしゃべれるんです。僕も英語しゃべってますよ。



第４問　Ｑスクールでの思い出に残るエピソードは？



セカンドステージでホールインワンを出しました。生涯５回目。１９７ヤードを７番アイアンで打ちました。僕にははっきりと見えていたのに，キャディも同伴競技者も，「グリーンの奥に行った」と思っていたので，ティグランドでは誰も誉めてくれなかった。グリーンに上がってカップにはいったボールを見せたら，「グレイト！」。



ファイナルステージの前に，行く前に成田で買った「超右脳革命」という本を読んで過ごしていました。なんでも思い描けばそのとおりのことが実現できるという理論で，ホールインワンを思い描けば，その通りになると。

実際，ファイナルステージも好調だったんですが，最終日の途中にふと「こんなにうまくいっていいのかな？」と思いはじめたら，さすがにしびれてボギー・ダブルボギーを叩いてしまった。



第５問　アジアンＰＧＡツアーでの思い出に残るエピソードは？



インドのホテルでカレーを食べましたが，日本のカレーのほうがうまいと思いました。インドではみんなお腹を壊していましたが，僕は大丈夫。日本食を食べたいと思う時は，いつも吉野屋の牛どん（特盛・つゆだく・卵・味噌汁つき）を思い描いていました。



マカオではゴルフ場の敷地内にあるホテルに泊まりました。もちろんカジノもあります。あのジョン・デーリーも同じレストランで食べていました。

そこの練習場は海に向かって水に浮くボールを打つところで，そのボールをボートに乗った人が回収するんです。ボートを見て競艇が恋しくなりました。



第６問　今回のクラブセッティングを教えて下さい。

ドライバー	ミズノプロ300S　ロフト９度 シャフトはFSP社の非常に硬いものです。
フェアウエイウッド	ロイヤルコレクション　ロフト１４度 スプーンはいまいち苦手なのです。
ユーティリティ	ＰＲＧＲ　ＺＯＯＭ−Ｃ＃２　ロフト１７度 リョービ　ビグメディアＮ５　ロフト１９度 ロングホールのレイアウトによって，この２本のどちらかをバッグに入れています。
アイアン（３〜９番，ＰＷ）	ミズノプロＴＮ８７
ウエッジ	クリーブランド いずれも少しロフトを寝かしてあって，５６度のほうはバンスも削っています。
パター	オデッセイ　ホワイトホット＃５ ホワイトホット＃４（管理人愛用）も持ってるそうです。 以前愛用していたタイトリストのキャッシュイン（ブルズアイ）は，球離れが遅いけど，オデッセイは球離れが早く，すっとボールが伸びる感じがします。

第７問　使用ボールを変えたそうですが？



キャロウエイの赤を使っています。以前使っていたボールに比べて，風に強い球が打て，しかもグリーンでよく止まります。飛距離もドライバーで２０ヤード伸びました。



第８問　キャディさんは、今年はずっと同じ方ですか？



アジアンＰＧＡツアーでは毎回現地のキャディを頼んでいます。

国内のチャレンジツアーでは，大分の試合以外は，クリ（今回一緒に来られたキャディさん）に頼んでいます。クリに頼んだのは去年のつるやオープンからです。

��去年のつるやオープン初日にトップタイに並んだ時は，２人揃ってスキンヘッドの写真がＪＧＴＯのウエブページに掲載されました）



第９問　JCBクラシックのマンデートーナメントを受けることにした理由は？



表蔵王に所属している知り合いのプロから，「マンデー出るか？」と聞かれ，「はい」と答えたのがきっかけです。去年のＪＣＢで決勝に残った選手は，マンデーに出られるらしいです。



第１０問　ファンのみなさんに一言メッセージをお願いします。

クリさん「キャディくんががんばってますから！」



（しばらく考えたあと）

「がんばります」じゃつまんないよね？

「本戦でお会いしましょう」じゃなくて，

「結果みとけよ！！！」ということで。

というわけで石垣選手，インタビューにご協力いただきありがとうございました。

JCBクラシック マンデートーナメント（5/28）

��月２８日，いよいよマンデートーナメントです。応援団のレポーターが石垣選手に密着取材を敢行しました。

	まずは朝の腹ごしらえ。ホテルの地下にあるレストランのバイキングです。
	ラウンド前なので，朝食は控えめ。
	いざ表蔵王に向けて出発。今日はキャディさんの運転です。赤信号で並んだところでパチリ。
	これがマンデートーナメントのスタート表 全部で８８名が挑戦します。
	練習場で軽く体をほぐします。 アジアンＰＧＡに参加している選手も何人か一緒だったそうです。
	パットの練習もしっかりと。 オデッセイは今日も快調です。
	仕上げは上々。いよいよスタートです。
	９時２１分石垣選手ティオフ。 この後はカメラをバッグにしまって応援です。
	２バーディ１ボギーの１アンダーでフィニッシュ。しかしマンデー通過に２ストローク及びませんでした。 悔しそうな石垣選手。右は応援団長。
	お腹がすいたところで，石垣選手おすすめの牛タン屋さんで昼食をとることに。
	トーナメント会場の近くとあって，お店の壁には，プロゴルファーのサイン色紙が沢山飾られています。
	冷蔵庫にはジャンボのサインが。
	こちらは横田真一選手のサイン。
	そして石垣選手のサイン色紙。
	昨年のJCBクラシック出場の時に書いたものだそうです。
	応援団をねぎらう石垣選手とキャディのクリさん。
	「惜しかったね〜」と団長夫妻。
	牛タンが届きました。分厚いのにとても柔らかかったそうです。 つけ合わせはキュウリとトウガラシの味噌漬です。
	どれどれ，と箸を伸ばすクリさん。
	東京から応援にかけつけた石垣さんの叔父さん。ジンクスが破れて残念そうです。
	東京に戻る叔父さんをお見送り。
	来年も食べにくるぞ！と誓う二人。

石垣選手を囲んで

マンデートーナメント無事終了。石垣選手のＪＣＢクラシック出場は残念ながら達成できませんでした。お疲れ様の石垣選手を囲んで応援団との会食会が行われました。

	石垣さんとクリさん登場。 ちょっと照れてます。
	会場は石垣さんたちが泊まったホテルの１１階にあるレストラン。 夕暮れに沈む仙台の夜景が綺麗です。
	応援団長から本日のご報告。
	健闘をたたえ，マンデーに挑戦してくださった石垣選手に感謝。
	「ドライバーおどげでねぐ（とんでもなく）飛ぶんだよ。」と団長。 右はお寿司を差し入れしていただいた，友喜寿司の佐藤さん。
	このホテルの料理長でもある，菅井副会長。この日のために特選素材を用意していただきました。
	団長の報告を聞いている石垣さん。 奥は佐々木副会長。
	石垣さんご本人からの成績報告。 「マンデートーナメントでギャラリーがついたのは僕の組だけで，うれしかった。」という言葉に大拍手。
	好調なショットを支えたキャロウエイのボールとグローブ。このボールでドライバーの飛距離が２０ヤード伸びたそうです。
	キャディのクリさんによる，抱腹絶倒の「石垣チェック」。
	友喜寿司さんから差し入れのお寿司。
	寿司は大好きなスシ・イシガキ。 しかし昼間牛タンを食べ過ぎたせいか，いまいち箸がすすみません。
	仙台の夜景を，ドラエモンのメガネで覗く石垣さん。私もお借りしましたが，街の灯りが全部ドラエモンの顔になってしまいます。
	団長婦人にすすめる石垣さん。
	食べきれなかった分は，夜食用に部屋にお持ち帰りいただきました。
	最後にロビーで記念写真。
	石垣さんをこよなく愛する応援団と，ファンを大切にしてくれる石垣さん。 まさに「聡志（相思）相愛会」なのです。