2002年9月23日

エイサー台湾オープン(9/19-22)

【予選ラウンド】
��週連続の上位進出で、気分よく迎えたはずの台湾オープンでしたが、初日は83という大叩き。といっても、この日は強い風に選手が悩まされたらしく、全体にスコアは低調。首位の選手がイーブンパーという厳しいコンディションだったようです。

というわけで、2日目アンダーパーなら、十分予選通過も可能と思われたのですが、2日目も78とスコアを伸ばせず、今週は残念ながら予選落ちとなってしまいました。

さて、来週は日本対アジアの国別対抗戦である、ネーションズ・カップがあるのですが、韓国オープン最終日にゴルフチャンネルの電話インタビューで語っていたように、石垣選手は出場できないみたいです。

次のアジアンPGAの試合は、10月17日から始まるマカオ・オープンですので、それまでの間、日本のトーナメントやチャレンジ競技に顔を出すことになるかもしれませんね。

2002年9月16日

ボルボ中国オープン(9/12-15)

【第1日】
先週の韓国オープンでは、初日と3日目に66という好スコアを記録した、すし石垣選手。
今週、上海で行われているビッグイベント、ボルボ中国オープンの初日も、66でスタートを切りました。
昨年のこの大会では、最終日にチャーリー・ウィーと最終組で優勝争いを演じながらも、4位に終わっているだけに、今年こそはと雪辱に燃えていることでしょう。
ゴーゴー!すし!

【第2日】
��日目は2バーディー、1ボギー、残り15ホールは全部パーというゴルフでした。
通算7アンダーは、トップと5打差の7位タイという位置につけています。

【第3日】
��日も71と、いまひとつ伸び悩み気味。
トータル8アンダー、5位タイという位置。
トップとは7打差ですが、最終日の爆発に期待しましょう。

【第4日】
最終日は、1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーと荒れたラウンドで77でした。
トータル3アンダー、14位タイで終了、賞金6,978US$を獲得しました。
石垣選手、お疲れさまでした。来週は台湾オープンです。

2002年9月11日

韓国オープン終了後のインタビュー

韓国オープン最終日が行われた、9月8日(日)の夜。ゴルフチャンネルのボルボ・ヨーロピアン・マスターズの実況中継の中に、すし石垣選手が電話インタビューで登場しました。
韓国オープンでつかんだ手応え、このあとの後半戦に向けての思いなどを聞くことができました。実況は小松直行アナウンサーと、小山武明コメンテーターです。

【放送開始から20分経過後】
小松:さて、オメガヨーロピアンマスターズ、最終日が続いておりますが、ここでヨーロピアンツアーのメンバーでもあります。
小山:スペシャルゲスト。
小松:はい、すし石垣さんに。
すし:ハハハハ。
小松:今、韓国にいるんですけども、電話がつながっています。石垣さん!
すし:アンニョンハセヨー!
小松:お疲れさまでした。
小山:ヨコセヨー!
すし:ヨコセヨー?
小松:まず、そのコリアン・オープン、結果だけまずご紹介しておきますんで、ちょっと待ってくださいね。えー、結局最終日は67で回ったセルジオ・ガルシア。
小山:はい。
小松:通算23アンダーで、2位のカン・ウースンに3打差をつけて勝ちましたと。
小山:あー。
小松:という結果です。
小山:僕、写真見たんですよ、ホームページでね。よし来た!すしだ!と思ったら、すしに似てるガルシアでしたね。
すし:(笑)
小松:たしかに似てますが。
小山:はい。
小松:あのう、石垣さんもうちょっと太ってたような気がしますけどもね。えー、そして、すし石垣73,通算11アンダーで6位タイということで、まずはお疲れさまでした。おめでとうございます。
すし:おめでたくないんですけど。
小山:大変申し訳ない。
小松:えー、まず師匠に質問していただきましょうか。
小山:し、質問ですか?
小松:はあ。
小山:どうですか、ガルシア、そしてアダム・スコット、今季2勝してますけど、それを敵に回しての戦い。
すし:アダム・スコットが2勝してるんですか?
小山:してますよ。
すし:俺にもできそう。
小山:なー!過激な発言でしたね、今ね。
小松:なかなか手応えあったんですね、アダム・スコットは73で最終日回りまして、通算7アンダーで14位タイですから、もう、すし石垣、圧倒しています。圧倒していると言っていいですね、これ。
小山:いいです。
すし:(笑)
小山:なに笑ってんですか、なんか変なもん食べたんですか。
すし:いやいや。
小山:大丈夫ですか。
すし:タイガー・ウッズと同じスイングだそうなんですが。
小山:はい。
すし:タイガーはもっとすごいんだろうなと思いました。
小山:おー、いいコメントですね。
小松:あんまり迫力を感じなかったということですかね。
すし:もっとタイガーみたいなのかなと思ったんですけど、はい。
小山:その点、ガルシア選手はどうでしたか。
すし:ガルシア?いやー、見てないですね全然。
小松:眼中にないということでしょうかね。
小山:(笑)見てないってどういうこと?
すし:いや、顔は見ましたけど、打ってんのを見てないし。
小山:あ、そうですか。
小松:あのー、4日間ふりかえっていただいて、まず、すし石垣自身、まあどう振り返られてます?
すし:まあ、来週がんばろうっていう感じですね。
小山:ほー。
すし:4日間。
小松:型どおりの質問で申し訳ありませんが、なんか課題のようなものを見つけられたとか。
すし:課題ですか。
小松:ええ。
すし:最低、予選を通って。
小山:うん。
すし:あわよくば優勝をねらうと。
小山:まあ、来週はボルボ、ボルボ、ボルボ、チャイナなんですが。
すし:はい。
小山:去年も良かったですね、ボルボ・チャイナオープン。
すし:そうですね。あっと言わせようと思ったんですけどね、みなさんを。
小山:あっと言わせてほしかったですが。
小松:いやー、言ってましたよ3日前から。
小山:そうです。ずっと、すし石垣情報コーナー作ってますから。来週のチャイナを勝つと、WGCというのも見えてきますが、どうでしょう。
すし:そうするとゴルフチャンネルに映るんですかね。
小山:全然映ります。昨日も映ってますから。
すし:映ったんですか?
小山:はい、昨日のガルシアがリーダーになった時点で、リーダーボードに"SUSHI ISHIGAKI/JAPAN"と出てました。
すし:(笑)字だけですか!
小山:もう、しょうがないでしょうね。やっぱり勝たないと映像は出てこないと思いますよ。
すし:××××××だけじゃだめですね。(電波の乱れのため聞き取れませんでした)
小山:もうちょっと激しい踊りにしてください。
すし:そうすると、あの放送されないんじゃないですか。
小山:いや、放送されますよ。
すし:激しくしたら...
小山:いや、大丈夫だと思います、はい。あのー、ある雑誌の中で、石垣さんは日本のツアーでは全然だめだと、自分自身で言ってしまって。
すし:はいはい。
小山:僕は海外のほうがいいんだというようなことを、自分から言ってしまったページがありましたけど。
すし:ありましたけど。
小山:はい。
すし:あれがですね、どうやらそんなことを言ってしまったらいけないようですね。僕が今読んでいる本によるとですね。
小山:はい。
すし:そんなこと言っちゃだめだと、書いてありました。
小山:あ、そうですか。
すし:だから、またこれから僕書こうと思うんですけど。
小山:はい。
すし:そんなことないぞ、ということを書こうかなと。
小山:いいですね、いいですねー。やはりちょっと異端児として、まあ異端児じゃない、それは普通なんだと思いますけどね、小松さん。
小松:はあはあ。
小山:どうしても日本には優等生が多くて、こういうやはりアウトロー的な、自分の表現をしてしまう、すし選手というのは、そういう見られ方をしてしまいますけど。でもこれで海外出たら6位来ましたから。石垣さんどうですか、言ってたことは間違いないぞってことですね。
小松:そうですね。
すし:けど、これ日本の試合に出てたら、もうちょっと賞金がでかかったかなー、なんて。
小山:それを言ってはいけません。
すし:(笑)
小山:ただ賞金見ますとね、小松さん。
小松:はい。
小山:13,000ドル、今週6位タイでゲットしてる訳ですね、これは。
小松:ということは今、ふところはあったかいですねー。
すし:現金でもらいましたからね。
小山:あっぶない、今襲われますよ、気をつけてください。
すし:今、金を数えたとこです。
小松:あっ、いいですね、これ。
小山:プロらしいコメントですね。ただ、税金も払われたということで。
すし:もう、25%取られました。
小松:あー、大きいですね。
小山:なにか今週、面白かったことってありますか?
すし:(笑)面白かったことですか?
小山:だって、あなたに聞くには、面白かったこと聞かないといけないと思うんですが。
すし:いやー、みなさんの期待していることを言ってしまって、いいんですか?
小松:あ!よろしいんじゃないでしょうか。
小山:はい。
すし:けど、そんなことはまったくなくですね。
小山:はい。
すし:毎日、お祈りをしてたくらいですね。
小山:お祈りですか。
すし:あのですね、なんかゴルフ場まで遠いんですよ、ホテルから。
小山:はい。
すし:1時間以上かかっちゃうんで。
小山:ゴルフ場までですか。
すし:はい。朝、午前中のスタートでも、帰ってくると夕方になっちゃうんで。
小山:そうですか。
小松:ここでお知らせがはいります。また後ほど伺います。
すし:はい。
小松:すし石垣情報、続きます。
【CM終了後】
小山:ゲームのほうは、ひじょーにエキサイティングなゲームになってるんですけども、電話のほうはまだつながっています。
小松:はい、引き続き、コリアン・オープンで6位タイに入られました、すし石垣さん。ヨーロピアンツアーのテンポラリー・メンバーでもありますし、お話を伺いたいと思います。で、石垣さん。
すし:はい。
小松:あのー、まあ6位タイでもちろん手応えあって、お金も数えたということですけども。
すし:はい。
小松:ヨーロッパのほうは、全然もう気にしてないんですか?
すし:というか、自力で出れる試合がないんで。
小山:(笑)大変申し訳ない。
すし:あのー、また11月になると台湾と香港が、たぶんヨーロッパとジョイントなんでね。
小松:ええ。
すし:それには行けると思うんで。
小山:そうです。あのー、先週までの賞金ランキングで、アジアのほうは40位、25,000ドルのほうなんですが、今週の入れると38,000、そして30位以内にやっと入ってきたなっていうところに来ましたけど。
すし:はい。
小山:どうですか、その辺は。狙ってますか。
すし:賞金王を狙いたいんですけどね。
小山:あー、狙ってください。来週のボルボでかいですからね。
すし:ボルボ勝って、台湾勝って。
小山:はい。
すし:で、競艇も勝つと。
小山:競艇はいいです。それ日本ですから。
すし:あ、はい。
小山:あの、それはいいんですけども、石垣さんダイナスティ・カップってありますね、今シーズン。
すし:はい。
小山:これはアジア代表で出れるんですか。
すし:出れないみたいですよ。
小山:なんかね、見たらポイントレースんところに、SUSHI ISHIGAKIの名前がアジアの代表で無いんですけど。
すし:無いんですよね!
小山:あれは、おかしいですね。
すし:僕も出たいなと思ってたんですけど。
小山:これはちょっと私のほうから、アジアPGAのほうに、ちょっと打診してみます。
すし:はい。
小山:ていうのは、アメリカの女子の対抗戦、日米レディースとかやってますけど。対抗戦の時は、必ずヒロミ・コバヤシさんはアメリカ代表で出たりしてますよね。
小松:なるほど。
小山:これ、なーんで、すし石垣はアジア代表じゃないんですか、これ。
すし:アジアは日本のうちですもんね。あっいや、日本はアジアのうちですもんね。
小山:だったら、日本代表の中のキャプテン・ピックで、すし石垣を選ぶっていうケースもありますか。
すし:(笑)俺がキャプテンですか?(注:違います。日本のキャプテンが石垣さんを代表選手の一人に選ぶということ。)
小松:なるほど。可能性はまだ残されている。
小山:ですから、ライダーカップだって、全然ヨーロピアンツアーで戦ってないセルジオとパーネビックをピックしたわけですよ。
小松:そうですね。
小山:で、アジアの戦いでアジアで戦ってる日本人最高位の石垣をピックしないっていうのは、これ大変なことになりますよ、これ。
すし:はー。
小山:これ、解説をやらしている小山が怒ります。
小松:なるほど、それは不条理だと。おかしい。
小山:怒っていいですか?
すし:怒って、もうぷんぷん怒ってください。
小山:わかりました。
小松:まあ、言うこと言わなくちゃいけないってことですね。
小山:まあ、石垣さんもツアーの中で、意見の主張を出してください。
すし:...はい。
小山:(笑)「はい」って、返事が1テンポおかないようにお願いします。
すし:どこで「言おうかなと思って。
小山:コミッショナーに言って下さい、アジアツアーのほうに。
すし:誰なんですかね。
小山:誰なんですかって言ってますけど。(笑)じゃまあ、そういうことで、
すし:あ、あ、ああ分かりました!
小山:はい。
小松:まあそういう訳で、とりあえず6位入賞おめでとうございます。
すし:とりあえず、来週の金ができました。
小松:そうですね。
小山:じゃこの大金を持ってそのまま。中国はどこですか、ボルボは。
すし:上海。同じですね、去年と。
小山:上海ですか。
すし:上の海です。
小山:あの人民食堂の、ミニモニみたいなウエイトレスさんが多いとこですね。
すし:あっ(笑)そういうことですね。
小松:よく知ってますね、もう。(笑)
小山:いや、去年はそれミニモニみたいなウエイトレスさんがいっぱいいるんですよ、って言って調子良かったんですよ。
小松:なるほど!やっぱりそういうことでやる気が出てくるタイプなんですね、すしさんは。
小山:そうですよ。
すし:いいですねえ、はい。
小松:まあぜひ、良いニュースを期待しております。とにかくウォッチしてますからね、すし石垣ウォッチ。
小山:ウォッチャーですからね、私たち。
小松:ぜひとも、まあ適当に自分らしくやってください。
すし:はい!
小松:はい。どうもありがとうございました、お疲れのところ。
すし:もうおしまいですか?
小山:いまちょうど、優勝争い、すごく面白くなってきてますから、ヨーロピアンツアーは。
すし:ああそうですか!じゃあ、失礼します。
小山:来週、上位くればまた電話つなぎますんで。
すし:分かりました。
小山:チャイナのやはり連絡先は教えといてくださいね。
すし:ああ、分かりました。
小山:はい。
小松:じゃあ、ブリっと行って下さい。
すし:ブリっと、明日はでかい...何でもないっす。
小松:(笑)はい、お疲れさまでした。
すし:さよーなり〜。
小山:さよーなり〜。
【インタビュー終了後】
小松:ということで、コリアン・オープンで6位タイに入りました、ヨーロピアンツアーのメンバーでもある、すし石垣さんに電話でインタビューをしました。
小山:いや、大変申し訳ありません。まじめに観戦されてた方には。
小松:その間、少し動きもありましたけど、申し訳ありません。
小山:いやでも、日本人の選手が海外で活躍している。地味なんだけども、小さい試合なんだけども。まあ、ヨーロッパ、アメリカに比べたら規模はちょっと小さいアジアなんですが、でも海外でがんばっている日本人がいる、うれしいですね。
小松:そうですね。
小山:はい。
小松:ひょっとすると日本のオーディエンスの方は、誰の話をしているんだという風にね。画面に出てくること以外のこと、と受け取られがちなんですけど、ライフスタイルとしては、ものすごくチャレンジングで。
小山:チャレンジングですねー。
小松:刺激的な人物ですよね。
ですよね。これから日本ではチャレンジ・ツアーにも全部出られるし、まだ残りの試合、ウエイティングをかければ出れる試合はあるんですけども。完全に日本を捨てて、アジアに出かけて行ってしまった。まあ、他のプレーヤーから見ると、アホちゃうかと言われてる。かなり多くのプレーヤーから言われてると思いますけど、今の若手の日本のプレーヤーたちもだいぶ変わってきてまして。石垣のようなスタイルができるというのは、まあ若いうち、身の軽いうちだけなんですよね。
小松:なんですね。そういう意味で、「ふーん」と思っていただければ。電話インタビューを、引き続きするチャンスがあればなと。
小山:そうですね、楽しいと思います。
小松:はい。
ということで、韓国オープン終了後の電話インタビューでした。来週のボルボ中国オープンでも電話インタビューが聞けるようにがんばってほしいですね。

2002年9月9日

韓国オープン(9/5-8)

【第1日】
先週はクラブ調整のため、一時帰国していたという情報のあった石垣選手でしたが、今週は韓国で行われる、韓国オープンに出場しています。
なんと、初日66でトップタイという嬉しいニュース!
��アンダーで首位に並ぶ4人の中に、SUSHI ISHIGAKIの見慣れた文字が並んでいるのを、間違いなく確認いたしました。
��打差の5位タイには、セルジオ・ガルシアも控えています。
ゴーゴー!すし!このまま突っ走れ〜!

【第2日】
首位タイでスタートした2日目、すし石垣選手はイーブンパー72として、スコアは変わらず6アンダー。4位タイとなっています。
初日、1打差で4位タイにつけていたセルジオ・ガルシアが2日目65という完璧なゴルフで通算12アンダー、単独首位となっています。
決勝ラウンドもおもいっきり行ってほしい!

【第3日】
決勝ラウンドにはいって、今日も66という好スコア。トータル12アンダーは昨日のリーダーと同じスコアですが、リーダーのガルシアも今日は66で回り、トータル18アンダーで首位を譲らず。
石垣選手はトップと6打差の単独4位につけています。
残念ながら最終組で回ることはできませんでしたが、大きなチャンスをぜひつかみとってほしいです。

【最終日】
最終組の1つ前でスタートした最終日。チャージが期待されましたが、73とスコアをのばすことができませんでした。
しかし、通算11アンダーは6位タイということで、賞金13,022ドルを獲得しました。
石垣選手、お疲れさまでした。来週は、昨年チャーリー・ウィーと最終組で優勝を争った、ボルボ中国オープンが上海で行われます。
この調子で来週もがんばれ!