2004年4月5日

全英オープンアジア地区最終予選(3/30-31)

今年7月の全英オープン出場をかけ,世界の5大陸で行われるインターナショナル・ファイナル・クォリファイング(IFQ)。3/30-31にマレーシアで行われたアジア地区IFQに,すし石垣選手が挑戦しました。

石垣選手は,3月24日から26日にかけて,シンガポール在住のJUN OJIMA さんのところでトレーニングを積んだ後,会場となるサウジャナ・ゴルフ&カントリークラブに乗り込みました。

現地から送っていただいた,レポートを紹介させていただきます。
どうもありがとうございました。

地区予選前日:トミーさんのレポート

桜前線真っ盛りの日本の皆様
��日間トーナメントのドロウを手に入れました。
第1日・・・10時44分  インドのアルユン シンとの2サム。
第2日・・・9時11分   インドのアルユン シンとの2サム。ともに16組中の第15組。
コンデイション・・・  午後3時を回ると、ごついスコールがくるこの毎日です。したがってオンザフエアウエイではまたもやプリフアードライの適用かと思われます。グリーンはピンデッド狙いにとっては最高かも。
��4名の参加です。我々の知名度でいうと、ブライアンワッツとかゾウモウとか。そして日本勢は全部で4名。すし、田島、谷、塚田であります。皆様こうご期待!!。トミーは前回の気入れすぎを反省してクールに2日間を見てみたいです。
KL在留の邦人の方々しっかりと燃え上って下さい宜しくお願い申し上げます。


いよいよ初日。石垣選手は好調なスタートを切りました。

初日終了後:トミーさんのレポート
怒涛の5アンダー!!!
皆さん有難う御座います。やってくれました。outがー1、inはー4怒涛の5アンダーです。
何人かが欠場または、途中TKO負けでやめたりしたそうで実質42名位?!その中で2位タイつまりベスト3には入ってます。未確認情報では4位タイまでが本線出場可能とか、これはあくまで未確認だが、本日の調子を維持できれば本線出場は夢ではありません。1位になる必要はないわけだから、今日は「おんなでもだいてばくすいしてほしい」
��パットボギーでスタートした時は、暑さもひとしお、くら〜い感じで超心配。でも2番(P3)ですかさず6mをねじ込んだのが成長した彼のスタートでした。今日のアイアンの精度からしたらー9からー10までいっても変ではなかった。それだけパッテイングで苦しんでいる。「マレーシアOPの時と比べて、芝芽が長く、遅いし、芽にすごく気をつかう!」と嘆いてのスタートでした。この難しさとてもよく理解できます。この芝芽のおかげで下りと上りの違いでスピードが凄く違う。そのため、ショートパットを厚めに読みすぎて全部で5ストロークばかり失っていた。とにかくそのくらいアイアンは良かった。前半では2回のバーデイのがし、1回のイーグルのがし。パターを投げたい気持ちです。本日のハイライトを、13番530y(P5)素敵なドライバーショットでフエアウエーセンター。残り165yはピン右1.5mにつけてイーグル。マレーシアOPの1日目と同じピンポジでしたが、さすがでした。右に2mも外れたら池!!鳥肌が立ちました。
本日は彼のために4名の女神が黙々と幸運を祈りながら(まさに大和なでしこ!)応援しとくれたのがこの素晴らしい結果をもたらしたと思います。19番ホールでは「なんでおまえばかりに女性の応援がいるんか〜!!??」となじられておりました。そりゃ、そうでしょう、18番最終ホールでは、ひやひやさせながらも下り2mをカラーからバーデイーねじこんで「我々の大声援」が爆発したのですから。
「本日は有難うございました。明日もまたよろしくお願いします。」


初日終了後:ミヤケさんのレポート

はじめまして。ミヤケと申します。
全英OP予選初日の結果をご報告します。
��位  −6 66
��位タイ−5 67(35・32)⇒すし!
��2人)
��位  −4 68
��位  −3 69

私の方が興奮冷めやらぬといった感じですが、すし本人は至って冷静で明日に向けて気持ちを切り換えているようでした。
明日も頑張ってもらいたいです。
速報でした!


そして注目の2日目。全英オープン出場の権利は,プレーオフにもつれ込みました。

��日目終了後:トミーさんのレポート
ごめん!!本人ならぬ小生が舞い上がっておりました。見苦しい限り。
なが〜い戦いご苦労様。すしは素晴らしいエンタテイナーです。プロ中のプロだ〜。あれだけ、はらはらさせて、今いちだ〜!!と見せられるプロは他にいない。
結果を言います。死闘の末、残ったのはMr.塚田。オメデトウ。日本人2人、オーストラリアン1人、インデイアン1人で行われた1/4のプレイオフは Mr.塚田のものでした。1番悪い条件からの2ndショットをバーデイーに結びつけた運命力は凄い。本戦では、無我の戦いを期待します。後半にみせた意地はすごい!!
雨で本線が1時間40分のデイレイ。そして、10番、18番で行われるサドンデスは−4でならんだ4人のプレーオフが2ndショットを終ったところで、雷雨でまたもや中止。1時間半の中断の後。2オンに失敗したすしがOKパーに寄せての始まり。隣のホールから九死の状態で2ndを打った塚田がonした3人の中からは1番に打ったバーデイーパットは執念で入り先ずは第一候補確定。この中断の間にオーストラリアンは棄権。インデイアンはもっと近いパットを沈められず終わり。
なのに、2人は18番へ。何でと協議委員に聞くと、補欠の第一候補の決定という。これ残酷です。すしは本線の18番で全ての運を使い切っていた(ほんとを言うとすしはこの18番をテイップインバーデイーでプレイオフに残ったのです。私的感覚でいうと彼の試合は16番のP.3で終ってた。そこをボギーにしてー3、万事窮しておったのです。このテイップインは彼の生涯に残る1打かもしれない。)第3打はすしが先に打って、上からの2.5m。なんと相手のインデイアンは第3打残り60yを入れちまった。補欠第一候補はインデイアン。帰りの飛行機に間に合わないと嘆いていたのに!!なんという勝負のあや。夕闇せまる18時30分でした。
すご〜い試合でした。ればたらはいわな〜い!!マレーシアOPと比べて一回り大きくなったすしに感激です。こんなに真摯に戦うヒト初めてみました。一皮むけるのは遠くないと実感しております。ユメを見させてくれる大きなプロに成長してくれること保証します。
本日も超暑い中、応援して戴きました現地の方々本当に有難う御座いました。御礼申し上げます。次の機会には倍旧のご声援をお願い申し上げます。



というわけで,すし石垣選手は全英オープン出場資格を得ることはできませんでした。
リザーブナンバー2ということで,上位の2名以上が棄権した場合は,出場のチャンスがあるということにはなっていますが,可能性は限りなく低くなってしまいました。

すし石垣選手,2日間の健闘お疲れさまでした。
現地からレポートを送っていただいたみなさん,ありがとうございました。

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