2004年10月3日

カニトップ杯チャレンジトーナメント(9/30-10/2)

8月の松島チサンチャレンジ以来,ひさしぶりの国内での試合となります。会場は,仙台近郊の杜の都ゴルフ倶楽部。【速報】最終日65のベストスコアで回りましたが,惜しくも2打及ばず,単独2位でフィニッシュ。

石垣選手は,9月28日に同会場で行われた予選会を3位の成績でクリアしました。今大会はチャレンジ競技では珍しい3日間トーナメントということで,賞金総額20,000,000円,優勝賞金3,600,000円と,通常の2倍の賞金がかかっています。ぜひ,優勝賞金を持ち帰ってもらいたいと思います。

【第1ラウンド】
第15組 10:00 アウトからのスタートでした。台風の影響で朝から雨が降り続いた宮城県ですが,昼過ぎには雨も止んで,午後は穏やかな天気になりました。
石垣選手は5ボギー1バーディーという内容で4オーバー76。76位タイというスタートになりました。明日は良い天気になりそうです。ご本人も「明日はやります」ということなので,期待したいと思います。

【第2ラウンド】
「明日はやりますよ」と言っていましたが、本当にやってくれました。2日目、ベストスコア(タイ)66でラウンドし、トータル2アンダー。暫定単独2位につけてホールアウトしました。
66の内容は、イン5バーディー、アウト1バーディーのボギーなしという素晴らしい内容でした。明日の決勝ラウンド進出は間違いなし。

トップの木村選手は、今日は石垣選手と同じ組だったそうです。8打差ありますが、十分ねらえると思います。今日と同じくらいの内容なら逆転可能でしょう。ゴーゴー!すし。

【第3ラウンド】
8:52アウトからのスタート。お天気は最高,バーディ合戦となることでしょう。今大会パー5の2オン率で1位タイの石垣選手なので、バーディラッシュに期待です。

1番,2番と連続バーディーという快調なスタート
3番パ−3はタップインのパー。
4番パー5は,同じ組の選手が左にひっかけてOBにしてしまった影響か,フェアウエイウッドでグリーンを狙ったボールが右手前のカート通路脇の斜面に止まってました。しかし,そこからウエッジで軽〜くピンそばに寄せてバーディ。
5番,6番はパー。スコア変わらず。
7番パー3のティショットはあわやホールインワンというナイスショットでした。石垣選手も「イン!!」と叫んでいましたがわずかに手前で止まり,簡単にバーディ。
8番は傾斜のきついライからウェッジでピタリとつけてのバーディ。今日はショットが冴えまくっています。
9番パー5は,予選会の最終ホールでイーグルをとったホール。ティーショットを飛ばして,第2打でグリーン手前に楽々と2オン。イーグルパットはわずかにカップ手前で止まり,2オン2パットで楽々バーディでした。

アウトを終了し,10番ホールへ移動する途中でリーダーボードが目にはいり,トップの木村選手が12アンダーで,2位タイの石垣選手とは4打差ついていることがわかりました。

10番で惜しいバーディパットをはずしたあと、11番パー5のティーショットは珍しく右に曲げてしまいました。グリーンとの間には木が密集した林があるため,インテンショナルスライスでフェアウエイに戻すのがやっと。第3打は寄り切らず,第4打はバーディー狙いがはずれて,1m以上オーバー。返しの第5打はカップにけられて,一昨日から30ホールぶりのボギーとなってしまいました。
12番パー3はグリーン左のバンカーに入れましたが,ぴったり寄せてパー。
13番パー4はティーショットをグリーンそばまで飛ばしながら寄せきれずパー。
14番は惜しいバーディパットをはずしてパー。
15番のティショットを打ち終わってフェアウエイを歩いている時に,「すし!ゴーゴー!」と手を振ったら笑顔を見せてくれました。第2打を右手前6mくらいに載せて,このパットを見事に決め,8アンダーに戻しました。
16番は惜しいバーディーパットが入らず。
17番パー3は,グリーン奥にこぼれましたが,ウェッジでぴたりと寄せてナイスセーブでした。
最終18番はドライビング・ディスタンス賞がかかっていましたが,石垣選手はフェアウエイど真ん中に飛ばして,330ヤードでした。(惜しくも賞は逃しました。)2打目はアイアンで2オンを狙いましたが,上空の強い風に戻されてグリーンの一番手前に2オン。第3打を確実にホールに寄せて,バーディーでしめくくり。

今日のベストスコア65でのラウンドでしたが,最終組の木村選手がこの日も1ストローク伸ばして11アンダーで終了。優勝賞金360万円を獲得し,来季のシードを獲得しました。

今日の石垣選手はショットが正確で,前半のバーディーは,ほとんど短いパットばかりでした。11番では惜しくも右に外しましたが,その後はティーショットは安定していました。

全選手ホールアウト後,14:35分から練習グリーン場で表彰式が行われました。JGTOの島田幸作チェアマンも顔を見せ,チャレンジ競技では初の3日間トーナメントを開催できたことを喜んでいると語っていました。

石垣選手は2位賞金,1,800,000円を獲得し,チャレンジ競技の賞金ランクを50位から一気に6位にジャンプアップしました。

次回,兵庫県で行われるチャレンジ競技「PRGR CUP(関西)」にも出場予定とのことなので,賞金ランク5位以内にすべりこんで,来季のシード権をぜひゲットしていただきたいと思います。

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