2002年2月25日

シンガポール・マスターズ(2/21-24)

【事前情報】



��月21日から,シンガポールのラグーナ・ナショナルGCにおいて,ジアンPGAツアーの第4戦,シンガポール・マスターズが行われます。この大会は,昨年のアジアン・オープン,香港オープン,そして先月行われたジョニーウォーカー・クラシックに続く,ヨーロピアン・ツアーとのジョイントイベント。参加選手も賞金総額も一級品のビッグイベントです。

石垣選手は,今回もアジアンPGAツアー賞金ランキング上位というカテゴリーで参加します。日本人選手としては,他に桧垣繁正選手と丸山大輔選手が出場します。

今回もゴルフチャンネルで4日間とも実況中継があります。先日,ゴルフチャンネルの薬師寺さんが,掲示板に詳しく案内を書いてくださいましたので,ここに引用させていただきます。

ゴルフチャンネルの薬師寺です。初めてお邪魔します。さて、シンガポール・マスターズ、マレーシア・オープンの担当が決まりましたのでご報告させていただきます。シンガポールは実況 桜田アナ、アンディー和田解説員。マレーシアは実況 薬師寺、アンディー和田解説員です。アメリカ東部時間で両トーナメント共、初日、二日目が午前2時半から2時間、3日目、最終日が午前12時半から3時間の放送予定です。(深夜勤務は歳のことも考え交代制にしました。アンディーは30代ですから、まだ大丈夫。)皆さん、激励メールをお願いします。


ということですので,石垣選手がんばれの激励メール,激励ファックスをぜひお送りください。ファックスの宛先は,03ー5410ー2645です。

【直前情報】


いよいよ明日からシンガポール・マスターズが始まります。ヨーロピアン・ツアーのサイトに初日と2日目のティー・タイムがアップされました。

初日は,12:25インスタート,2日目は7:55アウトスタートです。

ゴルフチャンネルの中継は,初日と2日目は16:30~18:30。3日目と最終日は16:00~18:00。再放送は4日間とも深夜0:30からです。

また,ヨーロピアン・ツアーのサイトには,リーダーボードがリアルタイムに表示されます。

【第1日】


シンガポール・マスターズ初日。午後からスタートした石垣選手は,4バーディ,4ボギーと出入りの激しいゴルフでした。インを4バーディ2ボギーの2アンダー34で通過した後,アウトで2つボギーを叩いて,トータルはイーブンパー。69位タイという位置につけています。

「すし石垣」の名前が週末も新聞に載るように,明日の予選2日目もバーディをねらって攻めてほしいと思います。

【第2日】


やりました!

��日目は7バーディー,3ボギーと,初日に続いて出入りの激しいゴルフでしたが,2日間トータル4アンダー。昨日の69位タイから一気に16位タイへとジャンプアップして,決勝ラウンドに進出しました。

早い組でアウトからスタートした石垣選手は,前半を3バーディー,ノーボギーの33という素晴らしいスコアで折り返しました。

インでは出だしから2ホール連続のボギーとしましたが,その後4バーディーを奪う巻き返しをみせて,35。2日目は4アンダー68という好スコアとなりました。

トップに立ったニック・オハーンとのストローク差は5ストロークですから,優勝も十分ねらえる圏内にあると言えます。

予選2日間のスコアを見てみると,11バーディー,7ボギーという内容で,7つのボギーがもったいない感じがしますが,バーディを11個も奪っている点は決勝ラウンドに向けて非常に期待がもてると思います。

さて,今日は午前のラウンドということで,ラウンド終了後にゴルフチャンネルの電話インタビューがあったようです。インタビューの詳しい内容は,後ほどアップする予定です。

【第3日】


いよいよ決勝ラウンド。金曜日はムービングデイと言われますが,まさに波乱の1日となりました。

��6位タイでスタートした石垣選手は,序盤から攻めのゴルフを展開して,アウトで2つのバーディを奪い,6アンダー。トップグループが伸び悩んだため,この時点で6位タイとなりました。

そして後半。過去2日間ともボギーを叩いている10番を手堅くパーで切り抜けた後,11番のパー5をドライバー+5番ウッドで見事に2オン。10mのイーグルパットを沈めて一気に8アンダー,最終組のニック・ファルドと並ぶ3位タイまで上昇しました。

��2番ホールからはゴルフチャンネルのライブ中継が始まり,ひさしぶりに画面で動く石垣選手を見ることができました。

��2番から15番までは惜しいバーディーパットを何度かはずしながらパーをセーブ。しかし,16番ホールでは第2打をグリーンの手前に外した後のアプローチショットがグリーンをオーバー。返しのチップショットも入らず,4オン1パットのボギーとしました。7アンダー,5位タイまで後退します。

最後は大きな池に囲まれた17番,18番と難しいホールが続きますが,グリーンを外しながらもアプローチをぴたりとピンに寄せて,難なくパーセーブ。3日目は,1イーグル,2バーディ,1ボギーで3アンダー,69をマークしました。

その後,後続の選手が17番,18番でスコアを崩したため,最終順位は4位タイ。明日は,最終組の1つ前の組で,Richard GREEN,Charlie WIとラウンドすることになりました。

ホールアウト後,昨日に続いてゴルフチャンネルの電話インタビューに登場しました。最終日は66を目標にして,トップグループで戦う緊張感を味わいたいと語っていました。詳しくはのちほどアップする予定です。

ゴルフチャンネルの生中継は,日曜日の午後2時半から。また,ヨーロピアン・ツアーのサイトにアクセスすると,ライブカメラで会場の様子を見ることができます。

【最終日】


シンガポール・マスターズ最終日。優勝の2文字だけを目標に,トップと3ストローク差の4位タイからスタートしました。

しかし,前半は1バーディー,4ボギー,1ダブルボギーという内容で,スコアを4つ落として3アンダーとします。

後半もボギーが3つありましたが,13番,15番,18番とバーディーを3つ奪って36。最終日は4オーバー76というスコアで,トータル3アンダー。18位タイという順位で四日間の競技を終了しました。

ゴルフチャンネルの中継では,序盤から順位が下がってしまい,なかなかテレビ画面にも写るチャンスがありませんでしたが,15番と18番のバーディー・パットはしっかり画面に写りました。

特に,最終18番は5m以上ある長いパットをきっちり決めて,大観衆の前で得意のすしダンスを披露して,ギャラリーを沸かせていました。

石垣選手,4日間の戦いお疲れさまでした。不本意な結果だったかもしれませんが,優勝に限りなく近い位置でのプレーを,これから何度かしていくうちに,きっと石垣選手にも大きなチャンスが巡ってくることを信じています。

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