2002年12月31日

2002年を振り返る

2002年の大晦日。今年最後の新着情報は,今年一年を振り返り,特に管理人が個人的に記憶に残っているトピックスを選んでみました。



スーパーおすすめサイトに選ばれました

登録名「すし石垣」OK!

新聞に写真入りで紹介されたすしダンス

フィリピンから画像を送っていただきました

練習ラウンドに密着

ゴルフ雑誌に取材された「すしTシャツ」

全英オープン最終予選に挑戦

日本は向いてない?

韓国オープン初日トップ

国内QT3次で敗退


2002年12月23日

アジア・ジャパン沖縄オープン(12/19-22)

【予選ラウンド】

アジアと日本のジョイント・イベントとして開かれる沖縄オープン。両ツアーにとって2003年シーズンの開幕戦となったこの大会に,すし石垣選手がアジア代表として出場しました。

ひょっとすると,2003年シーズンは日本の試合にはまったく出場しないかもしれない石垣選手だけに,唯一のチャンスであるこの大会に期するものは大きいと思われます。

さて,大会は初日から雷と雨にたたられ,初日,2日目ともにサスペンデッドとなってしまいました。

初日,74と出遅れた石垣選手ですが,2日目69と巻き返し,トータル1アンダーで予選ラウンドを終了。この時点で60位タイという成績でしたが,予選ラウンドを3日目のうちに終了できなかった選手があったため,最終日の朝に残りのラウンドが行われました。

その結果,予選カットラインは無情にも2アンダーに上がってしまい,石垣選手の決勝ラウンド進出は果たせませんでした。

石垣選手,お疲れ様でした。

新しいシーズンに向けて,充実したオフが過ごせますように。

2002年12月9日

ボルボ・マスターズ・アジア(12/5-8)

【予選ラウンド】
いよいよ,今年のアジアンPGAダビドフ・ツアーも最後の大会となりました。この大会で,今季の賞金ランキングが決定します。現在,38位につけている,すし石垣選手にとっては,来季のヨーロピアン・ツアー共催試合への出場権を確実なものとするためには,昨年の34位かそれ以上に食い込みたいところでしょう。

初日は,3バーディー・4ボギーの73というラウンドでした。1オーバーは52位タイです。

��日目,いきなり出だしから5ボギーとつまずいたものの,そのあと,6バーディー・1ボギーと盛り返して,イーブンパーにまとめました。2日目を終わって58位タイ。

なお,この大会は賞金ランク上位の選手だけで行われているため,予選カットはありません。

【3日目】
��イーグル,3バーディー,2ボギーの69というラウンドで,2アンダーまで伸ばし,48位タイまで上昇しました。

明日は今年最後の大爆発を見せて欲しいですね。

【最終日】

出ました,大爆発! 1イーグル,3バーディー!
しかし,なぜか結果は73...うーむ,残念。
トータル1アンダーとなって52位タイ。賞金2,600US$を獲得しました。
石垣選手,お疲れさまでした。

2002年12月2日

オメガ・香港オープン(11/28-12/1)

【予選ラウンド】
先週に引き続き,今週もヨーロピアン・ツアーとのジョイント・イベントとなる,オメガ香港オープンです。

先週,アジアン・オープンの会場で,今年もヨーロピアン・ツアーのメンバー・フィーを支払い,準メンバーになった石垣選手としては,2003年シーズンの出場資格を獲得すべく,少しでも大の賞金を獲得しておきたいところです。

パー69という変則的なコースで,初日は3バーディー・5ボギー。2オーバーの71は厳しいスタートとなりました。
巻き返しが期待された2日目は,1バーディー・1ボギーとスコアを縮めることができません。

トータル2オーバーは,99位タイということで,予選通過ラインに3打及びませんでした。

さて,来週はいよいよアジアンPGAツアーの最終戦。ボルボ・マスターズ・オブ・エイジアです。アジアツアー単独開催のトーナメントということで,賞金額はやや少ないものの,来シーズンの出場試合を1つでも増やすべく,上位を目指してがんばってほしいところ。

特に,今年出場を果たしたジョニー・ウォーカー・クラシックは,昨年の賞金ランク34位という資格でぎりぎりの出場がかなっただけに,1つでも上を目指して,がんばってほしいです。

2002年11月25日

BMWアジアン・オープン(11/21-24)

【第1日】
��0月のマカオ・オープン以来、ひさしぶりのアジアンPGAツアーです。

この間、石垣選手は来季の日本ツアー出場権をかけたQTに挑戦しましたが、残念ながらファイナルに進出することができませんでした。

さて、今週のアジアツアーは、ヨーロピアン・ツアーとのジョイント・イベント、BMWアジアン・オープンです。

すでに、来季のアジアンPGAツアーの賞金シードをほぼ確定させている石垣選手ですが、これから数試合の結果いかんでは、2003年のヨーロピアン・ツアーに出場する権利を獲得するチャンスがあるだけに、実力をいかんなく発揮していただきたいところです。

初日の結果は、4連続バーディー、3連続ボギーという、相変わらず出入りの激しいゴルフながら、1アンダーとまずまず好調な出足となりました。

今週は、ゴルフチャンネルの中継もあり、師匠の小山さんによる電話インタビューも、非常に楽しみです。

【第2日】
��MWアジアン・オープン2日目、午後スタートの石垣選手は、2バーディー、2ボギーのイーブンパーでラウンド。昨日と変わらず、トータル1アンダーでフィニッシュしました。

スコアをのばした選手が多かったためか、順位は41位タイに後退しましたが、難なく予選通過。決勝ラウンドに進出しました。

トップのラフェーバーとは11打差と開いていますが、決勝ラウンド、存分に暴れてほしいです。

【第3日】
��日目も出入りの激しいゴルフ。4バーディー,4ボギーの72というラウンドでした。

スコアは前日と変わらず,トータル1アンダー。順位は40位タイにとどまっています。

滅多にない高額賞金のトーナメントであり,登録料を払って今年もヨーロピアン・ツアーのメンバーになったことでもあり,ビッグなマネーを稼ぐべく,最終日がんばってほしい。

【最終日】
ひとつでも上を目指して!そんな気合いをこめてスタートした石垣選手だったと思いますが,思うようにスコアをのばすことができません。最終日は,4バーディー,4ボギーに,2ダブルボギーのおまけがついてしまい,その分4つスコアを落としてしまい,トータル3オーバー。

��3位タイという成績で終了。賞金3,600ドルを獲得しました。ヨーロピアン・ツアーのメンバーフィー,2,000ドルの元は,かろうじて取ったというところですが,石垣選手はもちろん不本意な結果に違いありません。

来週もヨーロッパとのジョイント,香港オープンです。

BMWアジアン・オープン初日のインタビュー

BMWアジアン・オープン初日,午前のスタートで早めにホールアウトした石垣選手が,ゴルフチャンネルの中継に電話インタビューで登場しました。実況は小松直行アナウンサーと,小山武明コメンテーターです。

【放送開始から約45分経過後】
小松:BMWエイジアン・オープン初日の模様をライブでお伝えしておりますが,さて,えー,台湾にいらっしゃいます,この試合に出ております,すし石垣選手。石垣選手に電話でインタビュー,つながっております。
小山:つながっちゃったんですか。
小松:つながりました。石垣さん!
すし:はい。
小松:お疲れさまでした。
すし:お疲れさまでした。
小松:どうもご無沙汰しております,小松です。
すし:ごぶさたしております。(ここで画面上に,顔写真とともに「電話の声:すし石垣プロ」というコメントが表示されました。)
小松:今日は雨の中でしたか,石垣さんのプレーは。
すし:雨の中ですね。
小松:どうでした?
すし:あの,初めの方は雨降ってなかったんですよ。
小松:ええ。
すし:雨がどしゃぶりになったら,良かったです。
小松:調子が良くなったと,いうことですね。(注:後半4連続バーディー。)
小山:石垣さーん,解説の小山です!
すし:(笑)
小山:何がおかしいんですか。
すし:石垣さんって,なんか言わないでくださいよ。(笑)
小山:なんでですか,石垣さんじゃないですか。僕はプレーヤーの方には,すべてそういう対応をさせていただいております。
すし:(笑)
小山:なんか元気がないように思われるんですが。
すし:あのー,元気ですよ。
小山:そうですか。あのーもう,とんとんとんとん質問していきます。
すし:はい。
小山:小松さん,聞いておかないといけないのは,大事なことでしたね。
小松:そうですね。まあ,まず2002年のヨーロピアン・ツアーとしては,オーダー・オブ・メリット(賞金ランキング)では201位という順位がつきました。
すし:そうですね。
小松:準メンバーとして順位がつきましたけれども,これから新しく始まったヨーロピアン・ツアーのほうですけども,今年のご予定をまず伺いたいんですけどね。
すし:僕の予定ですか?今年の予定ですか?
小松:まず,メンバーになりますか?今年は。
すし:もうエントリーしました。
小松:そうですか!
小山:僕はね,それ心配してたんですよ,石垣さん。
すし:そんなの心配しなくていいことなんじゃないですか?小山さん。
小松:金払わないのかなって,言ってましたけどね。
小山:いやー,メンバーといえばメンバーフィーでは,お金を払い戻してほしいというタイプの石垣さんですから。選手にとって利益ではなければお金を返してほしいというのが石垣さんだと思いましたからね。
すし:(笑)
小松:でもまずひとつ。
小山:良かったですね。
小松:今年もそれでは,ヨーロピアン・ツアーのメンバーの石垣さん,と呼ばせていただきます。
すし:はい。
小山:それじゃ石垣さん,あれですね。私どもで何試合かゴルフチャンネルで放映していく,日本の選手が一人欲しいということで,推薦状をやっぱりヨーロピアン・ツアーのほうに書かないといかんですね。
すし:はあ〜,推薦していただけるんですかね。
小山:辛口になりますけど,来年日本はもうありませんものね,試合が。
すし:日本はですね。もう,ありませんね,試合がね。
小山:Qスクール3次で敗退ということで。
すし:(笑)
小山:これ,いいんじゃないですか,はっきりして。アジアだけに集中できるということになりますが。
すし:まったくおっしゃるとおりです,はい。
小松:なるほど。
すし:日本はなんか,だめですね,どうも。
小松:日本はダメ?
すし:なんかわかんないんですけど。
小山:あと1試合,今年は大々的な,アジア対日本,JGTOという戦いが,沖縄で繰り広げられますけど。(注:12/19-22に開催される沖縄オープン)
すし:はい。なんかよく聞こえないです。
小山:よく聞こえないですか?
すし:なんか英語が混ざってきて。
小松:英語が混ざってますか,ごめんなさい。今日はちょっと技術的なトラブルが多くて申し訳ありません,みなさん。えー,またちょっとお知らせをご覧いただいて,引き続きちょっと,石垣さん,おつきあいください。
すし:はい。
小松:あのう,今回のコースについてもお伺いしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
【CM終了後】
小松:今年で2回目になります,BMWエイジアン・オープン。初日の模様をライブでお伝えしておりますが,この試合に出場されている日本のすし石垣選手。今年,といいますか,新しくスタートしました2003年のシーズン,ヨーロピアン・ツアーのメンバーとしても,もうすでに登録を済ませたという石垣選手。
小山:はい。
小松:引き続きお話を伺います。石垣さん,すみませんお待たせして。
すし:はい。
小山:すみませんね,なんか先ほどCM中には電話待っていただいてたみたいで。練習する時間もさいていただいて。
すし:いや,雨降ってるから丁度いいかなと。
小山:いやいや,雨が降ってても球を打つ石垣さんじゃないですか。
すし:あー,今から打ちに行きますよ。
小山:そうでしょ?
小松:すみません。
小山:だからもうちょっと,あと1セグメントくらいで,あと5,6分で切り上げますんで。
すし:いえ,終わりまででもいいですよ。
小松:ありがとうございます。
小山:いや,そうすると番組が進まなくなりますから。
小松:はい。
すし:嫌がる人もいるでしょうからね。
小松:いえいえ,とんでもない。もう活躍を期待してね,話を聞かせてくれというメールも沢山いただいてます。
小山:あ,そうだ。今週は,がんばれ!すし石垣のメールも募集してますから,どんどんいただかないといけないことになってます。
小松:これでまた新たな年,ヨーロピアン・ツアーの唯一の日本人として。
小山:そうですね。
小松:激励メールもいただけたらと思います。石垣さん?
すし:はい。
小松:さてあの今日,初日なんで少しコースの状況とか,選手たちの様子なんかも,実際に戦っててどんな感じかなというのを教えていただければと思うんですけど,コース全体はどうですかね。難しいとか,長いとか,短いとか,そういう意味で。
すし:去年に比べるとですね,雨が続いて降ったようで,ティーショットを打ったらバックスピンかかる状態ですね。
小松:あー,そうですか。
小山:これはそのまんまですか?プレファード・ライといいますか,リフト&クリーン・プレースというのをやっているんですか?
すし:リフト&クリーン・プレースで,盛りはOKじゃありません。
小山:盛りはダメですか?
すし:盛っちゃダメです。
小松:じゃあそのまま,すっといくという感じですね。しかしあの,賞金大きいですよね,この試合は。
すし:そうですね。だからそれも考えて,ちょっと高い登録料をやってみました。
小松:なるほど。
小山:あー,とりあえずそれは要するにパスポートみたいなもんですからね。それがなければ次進まないですからね,さくっと。
すし:登録しないで,この試合でいいところ行っちゃったら,もったいないですからね。
小松:なるほど。
小山:そのケースが,以前ありましたからね。
すし:(笑)
小松:で,実際今日のプレーは,ご自身ではどんな風に。
すし:はー,上出来ですね。
小松:そうですか。
小山:最初3オーバーまで行きましたよね。(前半3連続ボギー)
すし:軽く,ボギー・トレインに乗ってしまいまして。
小山:でも,帰りはバーディー・トレインだったんじゃないですか。(後半4連続バーディー)
すし:大雨降った中で,なんか「死んだふり作戦」というんですかね,これは。
小山:あー,いい言葉聞きました。
すし:小山さんに教わった,死んだふり作戦を使わせていただきました。
小山:でも帰ってこれて良かったですね,死んだところから。
すし:はー,良かったですね。
小松:そうですか。まあ賞金も大きくて,アジアの選手ももちろん,虎視眈々だと思うんですけども,ヨーロッパの選手たちも,なんか今年は鼻息荒い感じがしてるんですけども。ディフェンディング・チャンピオンのヤルモ・サンデリンに至っては,「去年はクリスマスのショッピングの資金を稼がせてもらって,今年は来月結婚するんで結婚資金。」,なんて言ってるんですけど,アジアの選手としてはちょっと,むっときたりなんかしませんかね,そういうのは。
すし:いやー,僕もですね,ここで稼いでちょっと小龍包でも食べようかなと。
小松:(笑)そうですか。
すし:同じじゃないですか。
小山:やはり,勝負する男たちは,やっぱり金を稼ぎに来てるってことですか。
すし:そうでしょうね,それしかないでしょう。
小山:でもヤルモは結婚資金って言ってますけど,石垣さんは小龍包でいいんですか?
すし:同じぐらい,じゃないですか。
小山:じゃあ,ハッカオ・シューマイくらいにしてください。
小松:同じぐらい大事。あのー,なんか戻るようですけど,要するにアジア・ツアーでやっててヨーロッパの選手とのジョイントっていうのは4つ,オーストラリアも入れれば5つ,5試合ということになりますけれども,そういう時っていうのは,やっぱり雰囲気は全然違っちゃうんですよね。
すし:雰囲気?ああ,いろんな言葉が飛び交ってて,訳わかんないので,ほっとけばいいかなという感じですね。
小松:はー,なるほど。別に,あーあの選手がいるとか,この人が来てるとか,そういうのは気にならないということでしょうか。
すし:顔がでかいなとかね,本物見たら。そのくらいですね,思うのは。
小山:なんか石垣さん,元気ないですね,今日ね。練習行きたいんでしょうね。
小松:そうですね。
小山:そろそろリリースしますか。
すし:(笑)冷たいなあ,なんか。
小松:まあ本当は,この試合に賭けているんじゃないかと思われるんですけど,えーとりあえず今週,そして来週も香港ということになりますよね。
すし:はい,だけど元気ですよ。
小山:元気ですか?
すし:元気百倍,あんぱんマーンですよ。
小松:そうですか。
小山:あーいいですね,いいですねえ。石垣さん,いやどんどん言っていいんですけど,僕の大好きなイメルマンが出てるんですよ。
すし:はい。
小山:あの,サウス・アフリカのトレバー・イメルマンっていうのが出てるんですけど,明日ちょっと一発,イメルマンに仕掛けといてもらえませんか。
すし:(笑)誰がイメルマンだかわかんないですもん。
小山:いや,同じ顔してます,あなたと。
すし:(笑)
小山:かなり似てると思います,イメルマンは。ね?小松さん。
すし:じゃあ,鏡を見たら言えばいいんですか?
小山:そうだと思います。
小松:似てると思います。ちょっと試合会場で声をかけてみてください。
小山:いいスイングしてるのよ,これが。
小松:ええ,まあ去年の成績申し訳ないんですけども,予選落ちということですけども,今年はぜひ3日目以降進んでいただいて,もう一度お話を伺えればと。
小山:いや,もう一度なんて言わないでください。もう4回くらい。
小松:そうですね。できるだけお話を伺って,と思っておりますので,お邪魔でなければまた声を聞かせていただきたいと思います。
すし:本当に聞いていただけるんですか?
小松:ええ,あのう是非。そのかわり取っておきのネタ,日本の,非常に視聴者の方々期待していますんで,そのあたり収集してきていただきたいと思いますが。どうもありがとうございました,石垣さん。
すし:あ,もう終わりですか?
小松:また明日以降よろしくお願いいたします。
【CM終了後】
小山:電話が切れないんですよ。石垣さんが行かないんですよ。石垣さん,この画面見てますよね?(注:黄色のレインコートを着た男の子が映っている。)
すし:はい。あの5号艇の...(注:石垣選手が大好きな競艇で,一番右端を走る5号艇は,船の色が黄色と決まっている。競艇について詳しく知りたい方は,競艇オフィシャルWEBへどうぞ。)
小山:なーんですか,その5号艇というのは!
すし:5号艇?
小山:これ,石垣さんがボール上げたんですか?彼に。(注:黄色のコートを着た男の子がゴルフボールを手に持っている。)
すし:いや...(笑)もう,そういうことで。
小松:はい。結局,今日は1アンダー。33位タイという位置で,すし石垣選手終えられましたけども,明日へ向けて,ちょっと抱負をまず語っていただいて,その後小山さんから一言あって,それで締めということで。
小山:はい。
小松:さあ明日,どういう風に戦われますか,石垣さん。
すし:明日ですか?普通に,淡々と,下を向きながら...やりましょう。
小松:そうですか。(笑)
小山:何で下を?
すし:大人しく。最近ちょっと大人しくなってきたんで。
小山:何でまた,それは変わったんですか?なんか,変わらなきゃいけなかったんですか?
すし:あんまり,なんかはしゃぐと,良いことがあんまり続かないような気がしてですね。良いことがあっても,悪いことがあっても,ちょっと,大人しめにしてるんですよ。
小山:ふーん。あ!今画面に映ってるの,イメルマンですけど。ちょっとスイング解説お願いします,石垣さんの。この選手です。似てるでしょ?あなたに似てるでしょ?
すし:見えませんね。
小山:見えてるはずですよ。今スイング来ますから,石垣さん見てますから,解説してくれると思います。(イメルマンが打ち終わった後)どうですか?
すし:ウェッジじゃ分かんないですね。
小山:分かんない...間違った人に僕は聞いたみたいです。
すし:はあ。
小山:石垣さん,じゃあまもなく電話終わりにしていただいて,日本のファンの皆様に一言,言って下さい。
すし:えー,ただいまご紹介に預かりました,すし石垣です。明日もがんばります。以上です。
小山:はい。
小松:どうもありがとうございました。すいません,長く引っ張りまして。
すし:いえ。
小松:ぜひ練習していただいて,明日予選通っていただいて,少し言うこと考えといていただいてと。
すし:言うこと考え...(笑)
小松:はい,どうもありがとうございました。またご連絡いたします。
小山:また連絡します。ありがとうございました。
すし:バイバイキーン!
【インタビュー終了後】
小松:ええ,少し長くなりましたけれども,今年,新しいシーズンもヨーロピアン・ツアーに,メンバーとしてすでに登録したという,すし石垣選手。日本人唯一のヨーロピアン・ツアーのメンバーということで,お話を伺いました。この試合でがんばって,賞金大きいですからね。
小山:これでも,メンバーシップのフィーぐらいは,ゴルフチャンネルで出したらどうですか?唯一の日本人メンバーですから。
小松:そういう思いは,視聴者の皆さんもあると思います。日本人が出てこないというのも。
小山:激励メールで,すし石垣をヨーロッパのレギュラーイベントに,推薦で何試合か出させてくれというような,署名運動をしたら,もしかしたら2試合くらい出れるかもしれませんね。メジャーと重なってる週の。
小松:ゴルフチャンネルが中継してますからね,そういう意味では。メディア推薦ということで。
小山:はい。
小松:あり得るかもしれません。まあ,日本での盛り上がりに期待したいと思います。
小山:でも,それにはやはり,石垣選手がどのくらい現場で活躍できるかだと思いますよ。
小松:はい。
小山:ですから今週の,このアジアで一発かましてもらえばね。いいんですけどね。
ということで,BMWアジアン・オープン初日の電話インタビューでした。石垣選手は無事,予選通過を果たし,3日目のプレー終了後にも電話インタビューに登場してくれました。その模様は,後ほどアップさせていただく予定です。

BMWアジアン・オープン3日目のインタビュー

BMWアジアン・オープン3日目。ラウンドを終えた石垣選手が,ゴルフチャンネルの中継に電話インタビューで登場しました。実況は小松直行アナウンサーと,小山武明コメンテーター。さらに,石垣選手の師匠である,浦東大人さんも加わって,叱咤激励インタビューとなりました。

【放送開始から約90分経過後】
小松:PGAヨーロピアン・ツアーと,エイジアンPGAダビドフ・ツアーとの共催イベント,BMWエイジアン・オープンですが,3日目すでにプレーを終えました,ヨーロピアン・ツアーのメンバーであります,すし石垣選手に電話がつながっております。石垣さん!
すし:はい。
小松:お疲れさまでした!
すし:お疲れさまでした。
小松:今日はいかがでしたか?
すし:いかが...あ〜,うん。
小松:風強かったですか?
すし:風はずっと吹いてますね。
小松:あ〜。一応,今日の結果を申し上げますと,今日は72,39位タイという成績。
すし:は〜。
小松:でよろしいんですね。
すし:はい。
小松:どんな風に分析されてますか?
すし:僕はヘタです。
小松:(笑)そうですか。
小山:そんな,自分で言わなくても大丈夫。39位というのが物語ってると思いますけど。解説の小山です,石垣さんありがとうございます。
すし:はい,こんにちは。
小松:さて,もうひとかた,石垣さん。
すし:はい。
小松:ちょっとご紹介したいんですけども,日本の皆さんにも。え〜,石垣さんの師匠にあたられます,浦東大人さん。
すし:はい。
小松:今回,ゲスト解説で,ゴルフチャンネルのオーランドのスタジオに来ていただいているんですが。
すし:本当ですか!?(笑)
小松:その浦東さんが,このスタジオにいます!浦東さん。
浦東:もしもし。
すし:はいっ。
浦東:あ,浦東です。
すし:(笑)あ,石垣です。
浦東:え〜,プレーお疲れさまでした。
すし:お疲れさまでした。(消えてしまいそうな小さな声で)
浦東:なんか,元気ないねえ。
すし:(笑)元気ですよ。
浦東:ええ?
すし:元気ですよ。
浦東:元気なの?
すし:元気,元気,元気。
浦東:スコアいまいち元気ないねえ。
すし:スコア...。けど,ボールは元気ですよ。
浦東:あそう。
すし:はい。
浦東:どうなんですか,プレーのコンディションは?
すし:え〜,それは僕のですか?
浦東:もちろんよ!他の人の聞いてどうするの。
すし:僕はまあ,あの,普通ですね。なんか,いいスーパーショットも無ければ,とんでもないショットもないという感じで。はい。
浦東:スコア的にはどうですか?
すし:あのですね。前半のフロントナインでですね。簡単な...簡単じゃないすけども,パー5でバーディーとれるんですけども,それをしっかり取らないと,後のインコースで地獄を見るという。そんな感じですね。
浦東:あ〜,そこでお仕置きをされる訳ですね。
すし:(笑)そうですね,お仕置きをされてしまいますね。
浦東:ところで,石垣プロはヨーロッパのツアー・メンバーですけども,登録料はちゃんと払っているんですか?
すし:登録料はカードで。
浦東:分割?
すし:分割...。なんだか分かんないですけど。
小山:今年はいくらだったんですか?
すし:3,000USドルだそうです。
小山:お〜!3,000ドル。去年は2千なんぼでしたけどね。
すし:2,800ドルですね。
小山:じゃあ,200ドル上がって3,000ドルということですか。
すし:200ドル分,なんかあるんですかね?
小山:そりゃ多分,ネームタグがもう一個増えるっていうんじゃないでしょうか。
すし:あ〜。
浦東:じゃ,そのネームタグは1個余分にもらってきて下さい。
すし:(笑)
小松:(笑)師匠も欲しいってことでしょうか,浦東さん。
浦東:そうです,その通りです。
小山:そりゃダメです,浦東さん。そりゃダメです。
すし:あ,本当ですか?
浦東:本当です。
すし:多分それ可能ですね。
浦東:可能でしょう?
すし:可能。
浦東:君はそこで,不可能と言っちゃいけない立場なんだから。
すし:(笑)
小松:(笑)師弟関係もあばいていかないといけないと思うんですが...
小山:いや,小松さんね。ちょっと情報を持ってる,タケ小山がですね。ここでちょっと浦東さんにもちょっと聞きたいんですが,石垣選手が今スイングをね,後藤修さんに習ってるということなんですよ。
浦東:はい。
小山:この辺のところは,師匠の浦東としては,了解済みでということでしょうかね。
浦東:とりあえず,この試合の前に,後藤修さんところに行ったんだよね?
すし:はい。
浦東:どの辺をチェックしてもらってるんでしょうか?
すし:まず基本的には,真っ直ぐ構えて,真っ直ぐ打つということが基本なので,今そのチェックを厳しく受けてます。
浦東:なるほどね。まあ,後藤修さんといえば,元々石垣くんのスイングの原型を作ってくれた,インストラクターということですから,それはそれでいいと思うんですが。このシーズン中にチェックを受けるということのメリットっていうのは,一番大きな点でどういったとこですか?
すし:あ,僕はですね,試合数がちょっと多かったと思うんですけども。それで試合をしながらやってると,スイングが悪くなってくるというのがあるんで,それを試合が終わってまた見てもらうということで,ちょっとずつ直してもらってるというんで,僕は良い方向に向いてると思うんですね。
浦東:それは現実にスイングを,改善してるわけですね?
すし:はい。
浦東:直していると。直しながら試合にトライしてると。
すし:ええ。
浦東:あ〜なるほど。どうですかこれ,小山さん,この辺は。
小山:僕は解説ですからね。なんとも言えないですけど,そりゃまあ形で出てくればいいんじゃないでしょうかね。ですから,明日もう一日ありますけど,71・72・72。良くなってるんであればやはり,これリーダー14(アンダー)まで行ってますからね,ラフェーバーが。ですから,石垣選手にもちょっと60台の前半のようなスコアを,ブリっと一発出してもらわないっていうと,これ結果がこないとやはり,解説いくら石垣選手を個人的にも知ってるとはいえね,甘めのコメントは出せないと思うんで。
浦東:どうでしょう,石垣さん。
すし:はい,まったく仰るとおりです。
浦東:やはり,そういうことを実践で証明してもらいたいという,僕らの願いがありますから。
すし:はい。
浦東:それと石垣さん,日本のQスクールも受けてますよね?
すし:受けました。
浦東:あ〜,どうだったんですか?
すし:え〜,まったく...何も...,落ちました。サクッと。
浦東:であのう,ここのところずっとアジアのほうでね,非常に良い,僕はパフォーマンスをしてるという風に,評価してるんですけども。日本でのパフォーマンスが,どうもパッとしないというか,良くないと。
すし:はい。
浦東:まあ,師匠として苦言を呈させてもらえば,日本でのプレーは,何をやっとるんだと,いうような形なんですが,それに関してはどうでしょう?
すし:あの,まったく仰るとおりで,何をやってるんだという感じですね。
浦東:やはり,あの数年前にも,僕も何回か話ししたと思いますけれども。
すし:はい。
浦東:やはり,石垣くんが戦う場所っていうのは,やっぱり今君がそこに居る場所というような気がするんですけれども。やはり,そこで骨を埋めるというか,そこからより高いレベルを目指していくという方法が,一番僕は近道なんじゃないのかなと思ってるんですが。
すし:はい。
浦東:日本のQスクール受けて,どうなのかな,という疑問が僕にはあるんですけども,どうでしょう?
すし:まったく仰るとおりです。もう日本は受けません,来年は,はい。
浦東:2度と受けないでもらいたいですね,僕は。
すし:(笑)2度と...
小山:(笑)
小松:そんなこと言っていいんですか?浦東さん。
浦東:いや,Qスクールを受けるということは,やっぱり彼は,日本のツアーの下側から上がっていくということですから。僕はヨーロッパのバッジを正々堂々と胸につけて,日本に逆に招待選手としてフィードバックしてもらいたいというのが,むしろ僕らの夢であり,彼にのぞむところだと思いますね。
小松:なるほど。まあタケさん,小山さんがいつも仰るのは,試合はあるんだと。待ってたってダメなんだと。こういう言い方を必ずされるんですけどね。それを実践して,帰ってきた人がいないっていうことなんでしょうかね。
小山:いや,まもなく。中途半端が一番いけないわけですから。まあでも本人が一番分かってると思いますからね,石垣さん。
すし:はい...
小山:どうしたんですか,元気がないですよ。
すし:(笑)元気ですよ。
小松:やはり浦東さんに,師匠にちょっと怒られたような,感じが今漂ってますけど。あの,今日はパトリック・ショーランド。
小山:おお!
小松:ヨーロッパ・ツアー2勝のショーランドと一緒に回りましたけど,どうでした?
すし:2勝してるんですか?
小松:2勝してます。
小山:スウェーデンですよ,スウェーデンのショーランドです。
すし:あそうですか。
小松:大したことないですか?
すし:いやいや,けど1個負けましたからね。
小松:なるほど。
すし:けど,お昼ご飯も一緒に食べましたよ。
小山:おお,いいですね。
小松:そうですか。ちょっとお知らせはさんで,また伺いますね。石垣さん,待ってて下さい。
すし:はい。
【CM終了後】
小松:BMWエイジアン・オープン3日目の模様をお伝えしているんですが,3日目も戦いました,すし石垣選手。ヨーロピアン・ツアーのメンバーに,今年もなっています。石垣さん,引き続きお話を伺いますが。
すし:はい。
小松:師匠の浦東さんが,もう少しいじめたいと仰ってますが。
すし:はい。分かってんだろうなっ!!って言われる...
浦東:いや小松さん,激励してるんですよ,僕は!
小松:そうでしたね,失礼しました。
浦東:何を...
すし:(笑)
小松:まあしかし浦東さん。お弟子さんの石垣さんが,日本人として唯一のヨーロピアン・ツアーのメンバー。これはやはり嬉しいでしょ?
浦東:あのう,もちろん評価はしてますよ。
小松:はい。
浦東:ただあのう,やはり彼がさっき言ったように,ヨーロッパのメンバーになるということは,高い登録料を払ってる訳ですから,やっぱりそこに対する,まあ臨み方というのをしっかり持ってもらいたいですし,まあ日本の,石垣さん!
すし:はい。
浦東:日本のQスクールお受けになったそうですけど,こちらの方のエントリー・フィーはいくらなんですか?
すし:えーと,消費税を入れて21万円です。
浦東:21万円!これまた非常に無駄なお金を使ってしまったという感じですよね。
すし:舟券にした方が良かったですね。
浦東:そうですね,これ。それが10倍になって帰ってきたかもしれないということですから。
すし:100倍かもしれない。
浦東:これ随分,最近あの行動見てますと,随分お金の供給がなんか,潤沢になってるような気がするんですけれども。
すし:お金?
浦東:はい。
すし:そうですか?
浦東:いやー,だってヨーロッパの登録料といいね,Qスクールの21万円といい,なかなか大変なお金じゃないですか。
すし:いや,これは僕の,うちの母に聞いたら分かると思うんですが。あのう,銀行にお金無いんですけども,稼げると思ってやってます。
浦東:あ〜なるほど。
小山:あ〜いいですね,非常にガッツのある。
すし:(笑)ほんともう!ほんと,いい感じです。
小山:こないだ,2週間前なんですけどね,石垣さんからお電話いただいて,銀行にお金が入ってないけども,支払いの通知だけは来てるという。言ってましたけど。非常に切羽詰まった状況でやってると。
すし:あの〜いつもの,昔の僕に戻れて良かったかなという。
浦東:だったら石垣くん,なおさらその21万円はもったいなかったねえ。
すし:それがですね,やはり日本でなんかこう,賞金もアジアに比べて高いし,近くて楽ちんかなと思ってしまいました。
小山:あっ,あっ!
すし:正直に言いました。
浦東:今そのコメント,一言がやっぱりね。
小山:小松さん,でもこれが本音だと思うんですよ
小松:そうですね。
小山:日本にいる選手,ほとんど皆そうだと思うし,アメリカでいる選手もそうだと思うんですけどね。やはりちょっと賞金がいいからこっちのほうがいいな,楽かな,楽ちんかなって。まったくその通りのコメントが出ましたね,これ。
浦東:でも,結局結果論としては,その精神的には楽じゃない訳でしょ?
すし:そうですね。
浦東:やっぱり今の日本のフィールドの中に入って,君が一生懸命パフォーマンスできない状況がやっぱりそこにあるわけですから,やはり自分を精一杯出せる環境の中で身を置くと。ま,それは技術的にというか,フィールド的には質が高いかもしれないけど,それは必ず後になって大きなお金になって帰ってくるはずですから。
すし:はい。
浦東:ぜひ,その目標を見誤るようなことだけは,くれぐれもして欲しくないというのが,まあ僕の気持ちなんですが,いかがでしょうか。
すし:まったく仰るとおりです。
小山:まったく仰るとおりです,としか返事がこないんですけど。
小松:もう石垣選手の,正座をして聞いているような,こうね。
浦東:いやでも本当にこれから,彼がせっかくそのメンバーシップを持ってる訳ですから。それを有効に生かして,ぜひヨーロッパのツアーに,どんどん参戦できるようなフィールドにね。
小山:はい。
浦東:自分で駆け上がってもらいたいなという風に,思いますよ。
小松:石垣さん。
すし:はい。
小松:あの,激励メールも沢山来ておりまして,まあお馴染みだと思うんですけど,石垣聡志応援団@web管理人の菅野淳一さんからもメール来てまして。
すし:はい。
小松:もう,石垣選手のヨーロピアン・ツアー出場を,強く推薦させていただきます。十分に優勝争いに絡む実力のある選手だと。太陽を追いかけて地球上を一回りしてしまうヨーロピアン・ツアーこそ,すし石垣選手の主戦場として最もふさわしいと確信しております。こういうコメントをいただいてます。
すし:はい。
浦東:まあ,あとね。もう一点苦言をちょっと,せっかくですから呈させてもらえば。
小松:はい。
浦東:あの,時々雑誌は拝見してるんです,石垣さん。
すし:はい。
浦東:あの,確かに転戦記のようなね,石垣くんのそちらに転戦してる話というのは,非常にユニークだし面白いと思うんですが。
すし:はい。
浦東:まああの,そういう話題にそろそろ頼る時期ではなく。やはりさっきも小山プロから話があったように,試合の結果でね,そろそろみんなに注目される時期だと思いますので。
すし:はい。
浦東:極力そういうところに,あまりエネルギーを使わないで。ましてや色々,当然お金の問題もあるんでね。依頼されれば断れないこともあるでしょうけど,もう十分マスコミの方には,石垣くんの注目度は十分高くなってると思いますんで,できるだけプレーの方に純粋に専念してもらいたいと,いうことも言い添えておきたいなと思ってるんですが。
すし:はい。
浦東:はい。どうでしょう?
小松:いやあ,今日は師弟関係がもうね,厳しさが伝わってきますね。
浦東:もうね,やっぱり小松さんね,結果を求められてる人材なんですよ。
小松:なるほど。
浦東:やはりね,そういう位置にいれる人間が,そう沢山いないわけですから。やっぱり石垣聡志の真骨頂は,やっぱり試合でパフォーマンスをしてもらいたいと。これは中継してるゴルフチャンネルにとっても,一番良いことじゃないかと思いますよ。
小松:なるほど。他にもメール沢山いただいてまして,伊豆のいじじさんも,明日からブイブイとやってほしいと思いますとか,もうぜひ,すし石垣プロがんばってほしいです,応援してますというメール沢山いただいてます。メールいただいた方,本当にありがとうございました。
すし:がんばります。
小山:どうですか,一言コメントお願いします。
すし:コメントですか?結果を見てください,明日。
小松:結果ですね。
すし:がんば...頑張りますじゃダメですね。
浦東:いや,頑張ってるとは思ってるんですよ。でも,もうそういうところに行ける,ところにいると思いますよ。だからエネルギーを全部,そこに集中してもらいたいということです。僕が言ったのは,日本のツアーに気がちょこっとでも傾いたり,あるいはそういう違う部分での注目度にね,自分が気持ちが寄ってったりしないようにと,いうことですから。基本的には,今までのスタンスを何も変えることないと思いますし。ぜひ,よろしくお願いしたいと思ってます。
すし:分かりました。
小松:石垣さーん!
小山:元気無くなってますよ。
すし:元気無くなりました。分かってんですよ,分かってんですけど,もうね,親分に言われたらやっぱりあれですね。
浦東:やるしかないでしょう?
すし:いやあ,自分ではできると思ってんですけどね。
浦東:出来ますよ!
すし:はい。
小山:やりましょう!
浦東:やって下さい。
小山:はいじゃあ,明日きっちり,ピュッとやって下さい。
すし:はい。
小松:はい,どうもありがとうございました,お疲れのところ。
すし:もお〜。(笑)
小松:練習行きますか?
すし:練習行きますよ,また。
小松:はい。明日一日またがんばってください。
すし:はい。
小松:どうもありがとうございました。
すし:ありがとうございました。
【インタビュー終了後】
小松:ということで,すし石垣プロ。今年もヨーロピアン・ツアーのメンバーとして,頑張っていただきますが。浦東さん,なかなか放送ではおっしゃりにくいことも,あったかと思いますけど,やっぱり期待が...にじみ出た?
浦東:いややっぱり,今まだ彼もまだ聞いてるかと思いますけど,やっぱりそういうことを彼目指して来たわけですから。
小松:はい。
浦東:やっぱりそれを途中で路線変更することなく,やっぱりいい意味で成長していってもらいたい訳ですから。もうね,彼の注目度十分あると思います。ですから後はもうほんとに,試合でのパフォーマンスを出せる次元に来てますから。さっきの応援メールにもあったように,そのレベルにあることを結果として結びつけてほしいなと。もうその一心ですよね。
小松:なるほど!
浦東:はい。
小松:やっぱり現場でプレーをしてると,ちょっと気持ちが揺らいだり...
浦東:いや,もちろんね,ロープの中にいるのは彼ですから,つらい部分あると思いますけれども。でもそういう結果を出せる訳ですから,僕ら客観的に見てそういう立場にいる人間ですから,それを信じて,そこに集中してもらいたいということだと思います。
小松:はい,本当ですね。本当はもっと厳しいお言葉を,おかけになるんでしょうけど。
浦東:はい,今日はずいぶんやさしい言葉をかけたつもりですから。
小松:(笑)そうですか。また,明日一日ありますけども,これで結果が出ればね。明日はお褒めの言葉を。
浦東:いやいや,もう明日に限らず,これからずっと続くことですから,はい。明日ダメなら,また来週もある訳ですから。
小松:そうでしたね。
浦東:そういう思いで,やってもらいたいということです。
小松:はい。え〜来週も浦東さんには,いらしていただいてますし,来週は香港もありますので。ちょっと2週続けて見ていって,石垣さんがこの2003年シーズンどう戦うかと,最初に檄を飛ばしていただくということになりました。浦東さん,どうもありがとうございました,お疲れのところ。
浦東:いえ,本当にお邪魔いたしました,ありがとうございます。
小山:いやでもまあ。みんなもう,ピッツなんか,元々アメリカも今回だって受けてないですしね。完全に,アジアに骨を埋めるつもりで,こっちきてますから。
小松:はい。
小山:この辺のやっぱり,パフォーマンスといいますか,気持ちが整理がつけば,これくらいまで,みんな行くんですよね,基本的には。そりゃね,どっちつかずで,こっちもやりたい,あっちもやりたいじゃね,いかんせん,やっぱうまく行かないと思います。そこまでの多分,技量がないですから。本当にできる選手でしたら,どこ行ってもできますけど,このイメルマンは多分,どこ行ってもできると思いますけどね。そこまでない選手が,やっぱりいろんなとこ,つついちゃいけませんね。できるんであれば僕は,日本の予選会行く前に,石垣さんにはやっぱり,ヨーロッパの予選会にエントリーはしてほしかったですね。同じ20万ですから。2,000ドルですからね。まあ,それは終わったことですから。明日プリッと一発良いスコアを出してもらって。
��イメルマンがパットを決めたところで)
このくらい!似てるでしょ?顔も,石垣選手に,イメルマン。
小松:(笑)もっとごついような気がしますけどもね。
小山:いやでも,顔つきなんかは,このイメルマンとか,オラサバルとか,デュバルとかね。似てますよね。
小松:そうですか。
小山:うーん。顔つき,いい顔つきしてますもん。
ということで,BMWアジアン・オープン3日目の電話インタビュー,というより二人の師匠からの叱咤激励の数々でした。残念ながら,最終日はスコアを延ばすことができませんでしたが,来週の香港では,メンバーフィーを払っただけの価値はある,というようなパフォーマンスが見られることを期待したいと思います。

2002年10月21日

マカオ・オープン(10/17-20)

【第1日】
��月の台湾オープン以来、約1ヶ月ぶりのアジアンPGAツアーは、マカオ・オープンです。
アジアンPGAツアーも残り試合あとわずかとなってきましたので、来年もヨーロピアンツアーとの共同開催試合に出場できるよう、賞金ランクをあげておきたいところです。
さて、初日の石垣選手は、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの多いスコアですが、あがってみればイーブンパー。15位タイという好調な滑り出しでした。

【第2日】
��日目のマカオ・オープン。石垣選手は、2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーと、またまた出入りの多いゴルフでしたが、通算4オーバーは、39位タイということで、決勝ラウンドに進出しました。

【第3日】
��日目はバーディーなしの3ボギー。74でホールアウトしました。
順位もぐぐっと下がって55位タイです。

【最終日】
最終日は1オーバー72でした。
通算8オーバーは48位タイ。賞金1,225ドルを獲得しました。
石垣選手お疲れさまでした。

2002年9月23日

エイサー台湾オープン(9/19-22)

【予選ラウンド】
��週連続の上位進出で、気分よく迎えたはずの台湾オープンでしたが、初日は83という大叩き。といっても、この日は強い風に選手が悩まされたらしく、全体にスコアは低調。首位の選手がイーブンパーという厳しいコンディションだったようです。

というわけで、2日目アンダーパーなら、十分予選通過も可能と思われたのですが、2日目も78とスコアを伸ばせず、今週は残念ながら予選落ちとなってしまいました。

さて、来週は日本対アジアの国別対抗戦である、ネーションズ・カップがあるのですが、韓国オープン最終日にゴルフチャンネルの電話インタビューで語っていたように、石垣選手は出場できないみたいです。

次のアジアンPGAの試合は、10月17日から始まるマカオ・オープンですので、それまでの間、日本のトーナメントやチャレンジ競技に顔を出すことになるかもしれませんね。

2002年9月16日

ボルボ中国オープン(9/12-15)

【第1日】
先週の韓国オープンでは、初日と3日目に66という好スコアを記録した、すし石垣選手。
今週、上海で行われているビッグイベント、ボルボ中国オープンの初日も、66でスタートを切りました。
昨年のこの大会では、最終日にチャーリー・ウィーと最終組で優勝争いを演じながらも、4位に終わっているだけに、今年こそはと雪辱に燃えていることでしょう。
ゴーゴー!すし!

【第2日】
��日目は2バーディー、1ボギー、残り15ホールは全部パーというゴルフでした。
通算7アンダーは、トップと5打差の7位タイという位置につけています。

【第3日】
��日も71と、いまひとつ伸び悩み気味。
トータル8アンダー、5位タイという位置。
トップとは7打差ですが、最終日の爆発に期待しましょう。

【第4日】
最終日は、1バーディー、4ボギー、1ダブルボギーと荒れたラウンドで77でした。
トータル3アンダー、14位タイで終了、賞金6,978US$を獲得しました。
石垣選手、お疲れさまでした。来週は台湾オープンです。

2002年9月11日

韓国オープン終了後のインタビュー

韓国オープン最終日が行われた、9月8日(日)の夜。ゴルフチャンネルのボルボ・ヨーロピアン・マスターズの実況中継の中に、すし石垣選手が電話インタビューで登場しました。
韓国オープンでつかんだ手応え、このあとの後半戦に向けての思いなどを聞くことができました。実況は小松直行アナウンサーと、小山武明コメンテーターです。

【放送開始から20分経過後】
小松:さて、オメガヨーロピアンマスターズ、最終日が続いておりますが、ここでヨーロピアンツアーのメンバーでもあります。
小山:スペシャルゲスト。
小松:はい、すし石垣さんに。
すし:ハハハハ。
小松:今、韓国にいるんですけども、電話がつながっています。石垣さん!
すし:アンニョンハセヨー!
小松:お疲れさまでした。
小山:ヨコセヨー!
すし:ヨコセヨー?
小松:まず、そのコリアン・オープン、結果だけまずご紹介しておきますんで、ちょっと待ってくださいね。えー、結局最終日は67で回ったセルジオ・ガルシア。
小山:はい。
小松:通算23アンダーで、2位のカン・ウースンに3打差をつけて勝ちましたと。
小山:あー。
小松:という結果です。
小山:僕、写真見たんですよ、ホームページでね。よし来た!すしだ!と思ったら、すしに似てるガルシアでしたね。
すし:(笑)
小松:たしかに似てますが。
小山:はい。
小松:あのう、石垣さんもうちょっと太ってたような気がしますけどもね。えー、そして、すし石垣73,通算11アンダーで6位タイということで、まずはお疲れさまでした。おめでとうございます。
すし:おめでたくないんですけど。
小山:大変申し訳ない。
小松:えー、まず師匠に質問していただきましょうか。
小山:し、質問ですか?
小松:はあ。
小山:どうですか、ガルシア、そしてアダム・スコット、今季2勝してますけど、それを敵に回しての戦い。
すし:アダム・スコットが2勝してるんですか?
小山:してますよ。
すし:俺にもできそう。
小山:なー!過激な発言でしたね、今ね。
小松:なかなか手応えあったんですね、アダム・スコットは73で最終日回りまして、通算7アンダーで14位タイですから、もう、すし石垣、圧倒しています。圧倒していると言っていいですね、これ。
小山:いいです。
すし:(笑)
小山:なに笑ってんですか、なんか変なもん食べたんですか。
すし:いやいや。
小山:大丈夫ですか。
すし:タイガー・ウッズと同じスイングだそうなんですが。
小山:はい。
すし:タイガーはもっとすごいんだろうなと思いました。
小山:おー、いいコメントですね。
小松:あんまり迫力を感じなかったということですかね。
すし:もっとタイガーみたいなのかなと思ったんですけど、はい。
小山:その点、ガルシア選手はどうでしたか。
すし:ガルシア?いやー、見てないですね全然。
小松:眼中にないということでしょうかね。
小山:(笑)見てないってどういうこと?
すし:いや、顔は見ましたけど、打ってんのを見てないし。
小山:あ、そうですか。
小松:あのー、4日間ふりかえっていただいて、まず、すし石垣自身、まあどう振り返られてます?
すし:まあ、来週がんばろうっていう感じですね。
小山:ほー。
すし:4日間。
小松:型どおりの質問で申し訳ありませんが、なんか課題のようなものを見つけられたとか。
すし:課題ですか。
小松:ええ。
すし:最低、予選を通って。
小山:うん。
すし:あわよくば優勝をねらうと。
小山:まあ、来週はボルボ、ボルボ、ボルボ、チャイナなんですが。
すし:はい。
小山:去年も良かったですね、ボルボ・チャイナオープン。
すし:そうですね。あっと言わせようと思ったんですけどね、みなさんを。
小山:あっと言わせてほしかったですが。
小松:いやー、言ってましたよ3日前から。
小山:そうです。ずっと、すし石垣情報コーナー作ってますから。来週のチャイナを勝つと、WGCというのも見えてきますが、どうでしょう。
すし:そうするとゴルフチャンネルに映るんですかね。
小山:全然映ります。昨日も映ってますから。
すし:映ったんですか?
小山:はい、昨日のガルシアがリーダーになった時点で、リーダーボードに"SUSHI ISHIGAKI/JAPAN"と出てました。
すし:(笑)字だけですか!
小山:もう、しょうがないでしょうね。やっぱり勝たないと映像は出てこないと思いますよ。
すし:××××××だけじゃだめですね。(電波の乱れのため聞き取れませんでした)
小山:もうちょっと激しい踊りにしてください。
すし:そうすると、あの放送されないんじゃないですか。
小山:いや、放送されますよ。
すし:激しくしたら...
小山:いや、大丈夫だと思います、はい。あのー、ある雑誌の中で、石垣さんは日本のツアーでは全然だめだと、自分自身で言ってしまって。
すし:はいはい。
小山:僕は海外のほうがいいんだというようなことを、自分から言ってしまったページがありましたけど。
すし:ありましたけど。
小山:はい。
すし:あれがですね、どうやらそんなことを言ってしまったらいけないようですね。僕が今読んでいる本によるとですね。
小山:はい。
すし:そんなこと言っちゃだめだと、書いてありました。
小山:あ、そうですか。
すし:だから、またこれから僕書こうと思うんですけど。
小山:はい。
すし:そんなことないぞ、ということを書こうかなと。
小山:いいですね、いいですねー。やはりちょっと異端児として、まあ異端児じゃない、それは普通なんだと思いますけどね、小松さん。
小松:はあはあ。
小山:どうしても日本には優等生が多くて、こういうやはりアウトロー的な、自分の表現をしてしまう、すし選手というのは、そういう見られ方をしてしまいますけど。でもこれで海外出たら6位来ましたから。石垣さんどうですか、言ってたことは間違いないぞってことですね。
小松:そうですね。
すし:けど、これ日本の試合に出てたら、もうちょっと賞金がでかかったかなー、なんて。
小山:それを言ってはいけません。
すし:(笑)
小山:ただ賞金見ますとね、小松さん。
小松:はい。
小山:13,000ドル、今週6位タイでゲットしてる訳ですね、これは。
小松:ということは今、ふところはあったかいですねー。
すし:現金でもらいましたからね。
小山:あっぶない、今襲われますよ、気をつけてください。
すし:今、金を数えたとこです。
小松:あっ、いいですね、これ。
小山:プロらしいコメントですね。ただ、税金も払われたということで。
すし:もう、25%取られました。
小松:あー、大きいですね。
小山:なにか今週、面白かったことってありますか?
すし:(笑)面白かったことですか?
小山:だって、あなたに聞くには、面白かったこと聞かないといけないと思うんですが。
すし:いやー、みなさんの期待していることを言ってしまって、いいんですか?
小松:あ!よろしいんじゃないでしょうか。
小山:はい。
すし:けど、そんなことはまったくなくですね。
小山:はい。
すし:毎日、お祈りをしてたくらいですね。
小山:お祈りですか。
すし:あのですね、なんかゴルフ場まで遠いんですよ、ホテルから。
小山:はい。
すし:1時間以上かかっちゃうんで。
小山:ゴルフ場までですか。
すし:はい。朝、午前中のスタートでも、帰ってくると夕方になっちゃうんで。
小山:そうですか。
小松:ここでお知らせがはいります。また後ほど伺います。
すし:はい。
小松:すし石垣情報、続きます。
【CM終了後】
小山:ゲームのほうは、ひじょーにエキサイティングなゲームになってるんですけども、電話のほうはまだつながっています。
小松:はい、引き続き、コリアン・オープンで6位タイに入られました、すし石垣さん。ヨーロピアンツアーのテンポラリー・メンバーでもありますし、お話を伺いたいと思います。で、石垣さん。
すし:はい。
小松:あのー、まあ6位タイでもちろん手応えあって、お金も数えたということですけども。
すし:はい。
小松:ヨーロッパのほうは、全然もう気にしてないんですか?
すし:というか、自力で出れる試合がないんで。
小山:(笑)大変申し訳ない。
すし:あのー、また11月になると台湾と香港が、たぶんヨーロッパとジョイントなんでね。
小松:ええ。
すし:それには行けると思うんで。
小山:そうです。あのー、先週までの賞金ランキングで、アジアのほうは40位、25,000ドルのほうなんですが、今週の入れると38,000、そして30位以内にやっと入ってきたなっていうところに来ましたけど。
すし:はい。
小山:どうですか、その辺は。狙ってますか。
すし:賞金王を狙いたいんですけどね。
小山:あー、狙ってください。来週のボルボでかいですからね。
すし:ボルボ勝って、台湾勝って。
小山:はい。
すし:で、競艇も勝つと。
小山:競艇はいいです。それ日本ですから。
すし:あ、はい。
小山:あの、それはいいんですけども、石垣さんダイナスティ・カップってありますね、今シーズン。
すし:はい。
小山:これはアジア代表で出れるんですか。
すし:出れないみたいですよ。
小山:なんかね、見たらポイントレースんところに、SUSHI ISHIGAKIの名前がアジアの代表で無いんですけど。
すし:無いんですよね!
小山:あれは、おかしいですね。
すし:僕も出たいなと思ってたんですけど。
小山:これはちょっと私のほうから、アジアPGAのほうに、ちょっと打診してみます。
すし:はい。
小山:ていうのは、アメリカの女子の対抗戦、日米レディースとかやってますけど。対抗戦の時は、必ずヒロミ・コバヤシさんはアメリカ代表で出たりしてますよね。
小松:なるほど。
小山:これ、なーんで、すし石垣はアジア代表じゃないんですか、これ。
すし:アジアは日本のうちですもんね。あっいや、日本はアジアのうちですもんね。
小山:だったら、日本代表の中のキャプテン・ピックで、すし石垣を選ぶっていうケースもありますか。
すし:(笑)俺がキャプテンですか?(注:違います。日本のキャプテンが石垣さんを代表選手の一人に選ぶということ。)
小松:なるほど。可能性はまだ残されている。
小山:ですから、ライダーカップだって、全然ヨーロピアンツアーで戦ってないセルジオとパーネビックをピックしたわけですよ。
小松:そうですね。
小山:で、アジアの戦いでアジアで戦ってる日本人最高位の石垣をピックしないっていうのは、これ大変なことになりますよ、これ。
すし:はー。
小山:これ、解説をやらしている小山が怒ります。
小松:なるほど、それは不条理だと。おかしい。
小山:怒っていいですか?
すし:怒って、もうぷんぷん怒ってください。
小山:わかりました。
小松:まあ、言うこと言わなくちゃいけないってことですね。
小山:まあ、石垣さんもツアーの中で、意見の主張を出してください。
すし:...はい。
小山:(笑)「はい」って、返事が1テンポおかないようにお願いします。
すし:どこで「言おうかなと思って。
小山:コミッショナーに言って下さい、アジアツアーのほうに。
すし:誰なんですかね。
小山:誰なんですかって言ってますけど。(笑)じゃまあ、そういうことで、
すし:あ、あ、ああ分かりました!
小山:はい。
小松:まあそういう訳で、とりあえず6位入賞おめでとうございます。
すし:とりあえず、来週の金ができました。
小松:そうですね。
小山:じゃこの大金を持ってそのまま。中国はどこですか、ボルボは。
すし:上海。同じですね、去年と。
小山:上海ですか。
すし:上の海です。
小山:あの人民食堂の、ミニモニみたいなウエイトレスさんが多いとこですね。
すし:あっ(笑)そういうことですね。
小松:よく知ってますね、もう。(笑)
小山:いや、去年はそれミニモニみたいなウエイトレスさんがいっぱいいるんですよ、って言って調子良かったんですよ。
小松:なるほど!やっぱりそういうことでやる気が出てくるタイプなんですね、すしさんは。
小山:そうですよ。
すし:いいですねえ、はい。
小松:まあぜひ、良いニュースを期待しております。とにかくウォッチしてますからね、すし石垣ウォッチ。
小山:ウォッチャーですからね、私たち。
小松:ぜひとも、まあ適当に自分らしくやってください。
すし:はい!
小松:はい。どうもありがとうございました、お疲れのところ。
すし:もうおしまいですか?
小山:いまちょうど、優勝争い、すごく面白くなってきてますから、ヨーロピアンツアーは。
すし:ああそうですか!じゃあ、失礼します。
小山:来週、上位くればまた電話つなぎますんで。
すし:分かりました。
小山:チャイナのやはり連絡先は教えといてくださいね。
すし:ああ、分かりました。
小山:はい。
小松:じゃあ、ブリっと行って下さい。
すし:ブリっと、明日はでかい...何でもないっす。
小松:(笑)はい、お疲れさまでした。
すし:さよーなり〜。
小山:さよーなり〜。
【インタビュー終了後】
小松:ということで、コリアン・オープンで6位タイに入りました、ヨーロピアンツアーのメンバーでもある、すし石垣さんに電話でインタビューをしました。
小山:いや、大変申し訳ありません。まじめに観戦されてた方には。
小松:その間、少し動きもありましたけど、申し訳ありません。
小山:いやでも、日本人の選手が海外で活躍している。地味なんだけども、小さい試合なんだけども。まあ、ヨーロッパ、アメリカに比べたら規模はちょっと小さいアジアなんですが、でも海外でがんばっている日本人がいる、うれしいですね。
小松:そうですね。
小山:はい。
小松:ひょっとすると日本のオーディエンスの方は、誰の話をしているんだという風にね。画面に出てくること以外のこと、と受け取られがちなんですけど、ライフスタイルとしては、ものすごくチャレンジングで。
小山:チャレンジングですねー。
小松:刺激的な人物ですよね。
ですよね。これから日本ではチャレンジ・ツアーにも全部出られるし、まだ残りの試合、ウエイティングをかければ出れる試合はあるんですけども。完全に日本を捨てて、アジアに出かけて行ってしまった。まあ、他のプレーヤーから見ると、アホちゃうかと言われてる。かなり多くのプレーヤーから言われてると思いますけど、今の若手の日本のプレーヤーたちもだいぶ変わってきてまして。石垣のようなスタイルができるというのは、まあ若いうち、身の軽いうちだけなんですよね。
小松:なんですね。そういう意味で、「ふーん」と思っていただければ。電話インタビューを、引き続きするチャンスがあればなと。
小山:そうですね、楽しいと思います。
小松:はい。
ということで、韓国オープン終了後の電話インタビューでした。来週のボルボ中国オープンでも電話インタビューが聞けるようにがんばってほしいですね。

2002年9月9日

韓国オープン(9/5-8)

【第1日】
先週はクラブ調整のため、一時帰国していたという情報のあった石垣選手でしたが、今週は韓国で行われる、韓国オープンに出場しています。
なんと、初日66でトップタイという嬉しいニュース!
��アンダーで首位に並ぶ4人の中に、SUSHI ISHIGAKIの見慣れた文字が並んでいるのを、間違いなく確認いたしました。
��打差の5位タイには、セルジオ・ガルシアも控えています。
ゴーゴー!すし!このまま突っ走れ〜!

【第2日】
首位タイでスタートした2日目、すし石垣選手はイーブンパー72として、スコアは変わらず6アンダー。4位タイとなっています。
初日、1打差で4位タイにつけていたセルジオ・ガルシアが2日目65という完璧なゴルフで通算12アンダー、単独首位となっています。
決勝ラウンドもおもいっきり行ってほしい!

【第3日】
決勝ラウンドにはいって、今日も66という好スコア。トータル12アンダーは昨日のリーダーと同じスコアですが、リーダーのガルシアも今日は66で回り、トータル18アンダーで首位を譲らず。
石垣選手はトップと6打差の単独4位につけています。
残念ながら最終組で回ることはできませんでしたが、大きなチャンスをぜひつかみとってほしいです。

【最終日】
最終組の1つ前でスタートした最終日。チャージが期待されましたが、73とスコアをのばすことができませんでした。
しかし、通算11アンダーは6位タイということで、賞金13,022ドルを獲得しました。
石垣選手、お疲れさまでした。来週は、昨年チャーリー・ウィーと最終組で優勝を争った、ボルボ中国オープンが上海で行われます。
この調子で来週もがんばれ!

2002年8月26日

マーキュリー・マスターズ(8/22-25)

【第1日】
約3ヶ月ぶりにアジアンPGAツアーが再開されました。いよいよ後半戦突入です。
今週は,台湾で行われるマーキュリー・マスターズ。初日のスコアは74,順位は54位と今ひとつの成績でした。2日目以降はバーディーをいっぱいとってほしいです。

【第2日】
追い上げが期待された2日目でしたが、76とスコアを崩し、70位タイで予選落ちとなりました。
うーん、残念。またがんばろう!

2002年8月12日

サン・クロレラクラシック(8/8-11)

【事前情報】
今週のすし石垣選手は,北海道の札幌ベイゴルフ倶楽部で行われる,サン・クロレラクラシックに出場します。
��GTOのサイトに掲載されたペアリングによると,石垣選手は7時30分アウトからのスタートとなります。
来週からはアジアンPGAツアーが再開され,早速台湾でトーナメントがありますので,国内のトーナメントで石垣選手の姿が見られるのは,今年は今週が最後ということになるかもしれません。
気合いを入れて,アジアンPGAツアー挑戦にはずみをつけてください。

【1日目】
初日は2バーディー,1ボギーとまずまず快調な滑り出しでした。パット数が32で1アンダーというのは,ショットが好調だったということではないでしょうか。
この調子でパットが入りだしたら,2日目もバーディーをがっぽり,すしダンスいっぱい!
期待してますよ〜。

【2日目】
残念!予選落ち
出だしから9番までずっとパーを続けたあと,10番でバーディー!バーディーが先に来ましたね。
��6番を終わったところで1アンダーと,あと一息のところまで来ていたのですが,17番でダブルボギーを打っってしまったたようで万事休す。惜しいところでしたが,残念です。
さて,日本ツアーへの参戦は今週でひとまず区切りをつけて,来週からアジアンPGAツアーに参戦ということになると思います。来週は台湾でがんばってください。

2002年8月5日

アイフルカップ(8/1-4)

【事前情報】
今週のすし石垣選手は,石川県のゴルフクラブ・ツインフィールズで行われる,アイフルカップに出場します。
��GTOのサイトに掲載されたペアリングによると,石垣選手は13時10分インからのスタートとなります。
今週は残念ながら,得意とするロングドライブ賞はありませんが,イーグル賞があるそうなので,ぜひがんばってイーグルを獲得していただきたいと思います。(もちろん賞のかかったホールで)

【予選ラウンド】
初日,痛い痛い78。4番ホールの,+4はどうしちゃったんでしょう。
��日目も72とスコアを伸ばせず,予選落ちとなってしまいました。
今シーズン,国内の試合で予選を通過できたのは,タマノイ酢よみうりオープンと,アイフルチャレンジカップの2試合のみ。
来週のサンクロレラ・クラシックの後は,アジアンPGAツアーが再開され,石垣選手も当分はアジアに専念することになると思いますので,来週こそは悔いのない戦いをしていただきたいです。

2002年7月29日

サトウ食品NST新潟オープン(7/25-28)

【事前情報】
今週のすし石垣選手は,新潟県の中峰ゴルフ倶楽部で行われる,サトウ食品NST新潟オープンに出場します。
��月14日〜15日に行われた全英オープン最終予選会では,残念ながら本戦への出場を果たせませんでしたが,スコットランドでつかんだ何かを,国内の試合で発揮していただきたいところです。
��GTOのサイトに掲載されたペアリングによると,石垣選手は8時59分アウトからのスタートとなります。

【予選ラウンド】
初日は,1バーディー2ボギーの73というラウンドで90位と出遅れました。
��日目,インからスタートして15番までに2バーディー,1ボギーとして,イーブンパーに戻し,あと1つか2つ縮めれば予選通過という勢いでしたが,17番パー3で+3!
いったい何が起きたのか分かりませんが,このあと後半のアウトでもボギーを連発してしまい,2日目は78。
トータル7オーバーということで,決勝ラウンドには進出できませんでした。

2002年7月16日

全英オープン最終予選会(7/14-15)

【事前情報】
��月18日からスコットランドのミュアフィールドで行われる,四大メジャー・トーナメントの第3戦,第131回全英オープン。その出場資格を獲得するため,7月14日と15日の2日間に渡って行われる最終予選会に,すし石垣選手が挑戦します。
全英オープンの予選会について詳しい情報を知りたかったので,毎週ヨーロピアンツアーを中継しているゴルフチャンネルにメールを送ったところ,アンディー和田さんが答えてくださいました。

それによりますと,
日本プロゴルフ選手権からの6試合を通じて行われた,全英オープン日本予選,いわゆる「全英への道」での賞金ランク上位6名の他,今年は9名の日本人選手が全英オープンに本戦から出場することがすでに決定しています。
この他に,全英オープン出場権を獲得する方法として,イギリスで行われる予選会に挑戦するという道がありますが,第1次予選会から挑戦する日本人選手が3名,そして最終予選会から挑戦する日本人選手が2名ということです。


最終予選会に挑戦する2名とは,昨年、ツアー19年目にして初優勝,そして初シードを獲得した平石武則選手,そしてもう1人がすし石垣選手という訳です。
最終予選会は,4つのコースに分かれて行われますが,石垣選手が出場するのはLuffness Newというコース。Luffness Newは,本戦が行われるミュアフィールドに隣接したコースだということです。
昨年の台湾オープンでヨーロピアンツアーのテンポラリー・メンバーとなって以来,「全英オープン出場が今年の大きな目標」と語っていた石垣選手だけに,ぜひ本戦への出場を果たしていただきたいと思います。
※トップページのロゴと画像も「全英オープン」のイメージでリメイクしてみましたが,いかがなもんでしょうか。
さて,石垣選手からの連絡によると,7月10日(火)に,イギリスへ向けて出発するとのことです。

【最終予選結果】
The Openの公式サイトに,最終予選の結果が発表されています。

石垣選手は,初日76,2日目72,通算148ストロークということで,Luffness Newというコースで戦った選手の中では,70位タイという順位だったようです。
発表を見る限りでは,何人の選手が全英オープンに出場できたのか,私には見つけることができませんでしたが,いずれにしても石垣選手の全英出場のチャンスは,来年までお預けということになったようです。
石垣選手お疲れさまでした。この挑戦はいずれ実を結ぶ時がくることでしょう。

2002年7月8日

日本ゴルフツアー選手権(7/4-7)

【第1日】
今週のすし石垣選手は,栃木県西那須野町,ホウライ・カントリークラブで行われるジャパンゴルフツアー第12戦,日本ゴルフツアー選手権イーヤマカップに出場しています。
賞金総額120,000,000円,そして「日本」と名の付く公式戦,ビッグイベントです。
先週のミズノ・オープンには残念ながら出場できなかったため,きっと気合いのはいった初日のラウンドだったと思いますが,気持ちが先走ってしまったのでしょうか。
出だしのインで4連続ボギーは痛かった。アウトでもダブルボギーを含む40というスコアで,初日は8オーバーの80。
順位は149位タイ(最下位タイ)と,大変厳しいスタートになりました。
すしダンスも1回しか見せる場所がなくて残念でしたでしょうから,明日の大爆発に期待しましょう。

【第2日】
��日目もスコアを伸ばすことができませんでした。
アウト・インそれぞれバーディーを1個ずつとったものの,ボギーも4ホールということで,2日目は2オーバーの74。通算10オーバーということで135位,予選通過を果たすことはできませんでした。
さて,宇都宮ローカル応援団さんからの情報によると,いよいよ来週,石垣選手は全英オープンの最終予選会の挑戦するため,イギリスに出発するとのことです。
詳しい情報が分かりましたら,あらためてご紹介させていただきますが,来週の住建産業オープン広島は欠場ということになります。

2002年6月24日

タマノイ酢よみうりオープン(6/20-23)

【第1日】
今週のすし石垣選手は,兵庫県西宮市の,よみうりカントリークラブで行われるジャパンゴルフツアー第10戦,タマノイ酢よみうりオープンに出場しています。
大会前日まで出場できるかどうかの確認がとれないでいましたが,初日のスコア速報とペアリングをチェックしたところ,すし石垣の名前を確認することができました。
さて,初日の成績は,2バーディー4ボギーの2オーバー74というスコアでした。
順位のほうは89位タイということで,2日目となる明日は決勝ラウンドへの進出をめざしてバーディーラッシュとなりますように。

【第2日】
今季,チャレンジ・トーナメント以外の試合では一度も予選を通過できないでいる石垣選手。初日2オーバーの89位タイということで,またもや厳しいスタートとなってしまいましたが,2日目やってくれました。
アウトからスタートした石垣選手は,2番,7番でバーディーとさい先のよいスタート。8番でボギーを叩きますが,9番ですぐまたバーディーとし,前半を2アンダー,34で折り返します。
インにはいって11番でダブルボギー。前半の貯金を一気に失ってしまいます。しかし,この後13番,16番のバーディーで挽回。17番を終わった時点で通算イーブンパーとしましたが,予選通過ラインは1アンダーとなっており,残る18番ホールでバーディーをとらなければなりません。
しかし,最終18番のパー5で見事にバーディーを奪い,2日目は3アンダーの69。通算1アンダーは59位タイということで,決勝ラウンド進出を決めました。
石垣選手,決勝ラウンド進出おめでとうございます。

【第3日】
��日目は,3バーディー2ボギーの1アンダー,71というラウンドでした。3日間トータルは2アンダー,順位は56位となっています。
せっかく決勝に残ったのですから,明日の最終日は,がめつく上位を狙っていただきたいですね。

さて,よみうりオープン2日目を観戦された方から,メールでその様子をお知らせいただきました。了解をいただいたので,ここに引用させていただくことにしました。

最近このホームページの存在を知り、楽しく拝見させていただいております。私、本日初めて"すしダンス"を拝見し、あまりの嬉しさにお便り差し上げたしだいでございます。
最終、18番ホール(アウトスタート)の観覧席で、石垣選手の組が来るのをワクワクしながら待っていました。石垣選手の2打目になると、周りの人たちが石垣選手の話題で盛り上がっていました。その内容は、名前の由来や、仙台の応援団の方達の顔写真入りTシャツや、"すしダンス"のことや、今日履いていたズボンの丈が短いことなどでした。(私はウケねらいかなと・・・)
 2打目は池ポチャで、打ち直しでグリーンよりかなり右側だったので、フェアウェイに倒れてしまいました。このへんから私の前の席の人たちは、笑いのツボにハマってしまったようです。そして最後のパットを終えると、激しい腰の動きの"すしダンス"見せてくれました。周りのギャラリーみんな大ウケで、ますます"すしファン"が増えたのではないでしょうか?それで、前の席の人たちが、「予選通過おめでとう」と声をかけると、観覧席にボールを投げました。そのボールには、ひらがなで"すし"と書いてありました。(私も欲しかった)
 あまり文章を書くことに慣れていないので、乱文お許し下さいませ。これからもホームページの作成頑張って下さい。
最近すしファンになった25歳の女の子より


というわけで,「最近すしファンになった25歳の女の子」さん,貴重なレポートを送っていただいてありがとうございました。

【第4日】
最終日も好スコアとなりました。
��バーディー,2ボギーの4アンダー,68でした。すしダンスが6回見られたということで,ギャラリーのみなさんは良かったですね。
いずれも3パットによる2ボギーがもったいない感じはしますが,何はともあれ今季チャレンジトーナメント以外では初の賞金獲得(\360,000)おめでとうございます。

2002年6月18日

オメガ・香港オープン(11/28-12/1)

【予選ラウンド】
先週に引き続き,今週もヨーロピアン・ツアーとのジョイント・イベントとなる,オメガ香港オープンです。

先週,アジアン・オープンの会場で,今年もヨーロピアン・ツアーのメンバー・フィーを支払い,準メンバーになった石垣選手としては,2003年シーズンの出場資格を獲得すべく,少しでも大の賞金を獲得しておきたいところです。

パー69という変則的なコースで,初日は3バーディー・5ボギー。2オーバーの71は厳しいスタートとなりました。

巻き返しが期待された2日目は,1バーディー・1ボギーとスコアを縮めることができません。

トータル2オーバーは,99位タイということで,予選通過ラインに3打及びませんでした。

さて,来週はいよいよアジアンPGAツアーの最終戦。ボルボ・マスターズ・オブ・エイジアです。アジアツアー単独開催のトーナメントということで,賞金額はやや少ないものの,来シーズンの出場試合を1つでも増やすべく,上位を目指してがんばってほしいところ。

特に,今年出場を果たしたジョニー・ウォーカー・クラシックは,昨年の賞金ランク34位という資格でぎりぎりの出場がかなっただけに,1つでも上を目指して,がんばってほしいです。

2002年6月15日

アイフルチャレンジカップ・スプリング(6/13-14)

【第1日】
今週のすし石垣選手は,兵庫県,小野グランドカントリークラブで行われるチャレンジ・トーナメント,アイフルチャレンジカップ・スプリングに出場しています。
初日の成績は,7バーディー4ボギーの3アンダー69という好スコアでした。なんといっても7つのバーディーが素晴らしい。(4つのボギーが惜しいともいえますが)
パット数も25ということで,大事なパーパット,バーディーパットがよく決まったようです。
順位のほうは36位タイということで,国内では今季初の決勝ラウンド進出が決定しました。短期決戦のチャレンジですので,あとは,明日爆発ゴルフで上位を狙っていただくだけです。

【第2日】
アイフルチャレンジカップ・スプリングの2日目,石垣選手は今日もスコアを2つ伸ばして,トータル5アンダーでフィニッシュしました。
ホールアウト時点の暫定順位は15位タイとなっていましたが、結果的には19位タイとなりました。5番のダブルボギーがなければ,7アンダーでトップテンに入れるところでしたが,惜しかったですね。
獲得賞金額は,99,166円でした。国内では今季初の賞金獲得おめでとうございます。

2002年6月11日

すしTシャツと懇親会

��CBクラシック仙台が終了しました。最終日は中嶋常幸選手と鈴木亨選手によるプレーオフの結果,鈴木亨選手が2年ぶりの勝利をあげました。残念ながら石垣選手は決勝ラウンドに進出することができませんでした。

さて,今回はJCBクラシックで石垣選手を応援するために制作した特製「すしTシャツ」と,予選ラウンド終了後に開かれた,応援団員との懇親会の模様をレポートします。


まずは,応援団特製「すしTシャツ」の作り方から。
��シャツの背中に顔写真を入れようということで,練習ラウンドに撮影した200枚近い画像の中から,左の一枚をチョイスしました。

Photoshop Elementsで画像ファイルを開き,身体の回りの背景を消してしまいます。

画像に「すし石垣」の文字を加えてレイアウトしたものを,この「カラーTシャツ用プリント紙」にプリントします。普通は白無地のTシャツに貼るのですが,この用紙を使うとカラーTシャツでもOKだということです。

プリントに使用したプリンタは,EPSONのCC-550Lという,プリンタ・スキャナ・カラーコピーの複合機です。なんとこのTシャツプリントのために新調してしまいました。
いつも使っているヒューレットパッカードのDeskjet930Cは,このカラーTシャツ用プリント紙が対応していないということで,やむなくEPSONのプリンタを購入しました。

プリントが終わったら自然乾燥させ,インクが落ち着いたところで,台紙をはがしてTシャツの上に載せ,上に紙をあててアイロンがけをします。
けっこうアイロンがけに時間がかかるので,一日に3枚つくるのが精一杯でした。

できあがった,「すしTシャツ」。
背中側には先ほどの画像と「すし石垣」の文字がはいっております。

��シャツの前側には,応援団サイトのロゴをプリントしました。

予選ラウンド2日間とも,このTシャツをきて応援をしていた,応援団長。
ギャラリーから,「このTシャツ売っているんですか?」とか,「石垣選手の応援団の方ですか?」とか,いっぱい声をかけられて大満足だそうです。

同じく,Tシャツを着て応援した応援団長夫人。
��日目には,パーゴルフのカメラマンの方に声をかけられ,写真を撮られたそうです。そのうちパーゴルフに写真が掲載されるかもしれません。

さて,6月7日(金)。残念ながら石垣選手は決勝ラウンドに進出することができませんでした。
予選を通ればひと安心,通らなければ翌日お帰りになる,ということで,この日に応援団員との懇親会を行いました。

こちらは,応援団副団長の菅井さんと佐々木さん。同じく,すしTシャツを着て応援していただきました。

友喜寿司の佐藤さん。この日はおいしいお寿司を差し入れしていただきました。

��時45分頃,石垣選手が到着。
さすがに疲れた様子でしたが,快く懇親会に出てくださいました。

キャディーの田中さんとともに,2日間のプレーをふりかえる石垣選手。今回は,ドライバーのフェアウエイ・キープがよくなかったということで,2日目はフェアウエイにボールが止まったのが,1ホールだけだったとか。
アイアンの調子は良かったというだけに,残念でした。

懇親会のあと,階段の前で記念撮影。
また,来年のJCBクラシック仙台で会えるのを楽しみに。
キャディーさんのベストを記念にもらってしまいました。(いいのか?)

スイング・ムービー

��CBクラシック開会前日の練習日に,練習場で石垣選手のスイングを撮影させていただきました。デジタルカメラの動画機能で撮ったものなので,荒いムービーですがどうぞ。(音は出ません。)































後方から6番アイアンのショットを撮影しました。




右前方から撮影したもの。使用クラブは6番アイアンです。








このムービーを再生するには、

QuickTimeが必要です。


2002年6月10日

JCBクラシック仙台(6/6-9)

【事前情報】
今週のすし石垣選手は,JCBクラシック仙台に出場します。今シーズン国内ツアーには2試合目の登場となります。
会場は,仙台駅から南へ車で1時間ほどの表蔵王国際ゴルフ倶楽部です。このコースは,石垣選手にとってはプロテストに合格したコースであり,98年,2000年と過去2回の出場がいずれも決勝進出という,ゲンのいいコース,そして大会となっています。
��GTOのサイトに,初日のペアリングが発表されました。それによると,すし石垣選手は,8:40アウトからのスタートとなっています。同じ組には台湾の林根基選手もいます。
石垣聡志応援団では,都合のつく団員が総出で会場に出向き,応援をする予定になっています。
試合の経過がわかりしだい,お知らせする予定です。
また,仙台滞在中の石垣選手の様子なども随時お伝えしたいと思いますので,お楽しみにどうぞ。

 →石垣選手仙台に到着
 →石垣選手との会食
 →練習ラウンド
 →すしTシャツと懇親会
 →スイング・ムービー

【第1日】
絶好の天候のもと,JCBクラシック仙台の幕が切って落とされました。
午前8時40分にアウトからスタートした石垣選手ですが,2番でいきなりダブルボギー。前日の練習ラウンドで第2打の距離感が難しいと語っていたホールでした。
うち下ろしの6番パー3ではバーディーを奪いますが,4番,8番でボギー,そして9番ホールで再びダブルボギーを叩き,前半を5オーバー41で折り返します。
インにはいっても,10番,11番でボギー,さらに14番,15番,16番と3連続ボギーを打ち,後半も5オーバーの40となってしまいました。
初日のトータルは10オーバーの81。うーん,どうしちゃったんでしょう,石垣選手。
ラウンド後,石垣選手がBBSに次のように書き込んでくださいました。
10オーバー 投稿者:すし石垣
これでも がんばったんです
また明日

そうそう,まだ試合は終わってはいません。明日,2日目の大爆発に望みをつなぎましょう。
明日は14時55分,インからのスタートとなります。
がんばれ!すし!

【第2日】
午後2時55分と遅いスタートとなった石垣選手。前半のインで,11番,14番,15番とバーディーを奪いましたが,12番と16番で痛いダブルボギーを叩いてしまいます。
後半のアウトではバーディーがとれず,逆に1番,3番,6番をボギーとしてしまい,結局2日目は4オーバー75というスコアで終了しました。
トータル14オーバー,138位という成績で予選を通過することができませんでした。
当の石垣選手が一番悔しい思いをしていることでしょうけれども,とにかく一試合,一試合,全力を出しきる。これしかありません。次の試合もがんばってください。

2002年6月7日

JCBクラシックの練習ラウンド

��月5日(水)。明日から始まるJCBクラシックの本番を前に,最後の練習日です。この日は応援団のレポーターが密着して取材を行いましたので,その模様をお伝えいたします。

水曜日は午前中,プロアマ・トーナメントが行われるため,プロアマに出場しない石垣選手は午後2時から練習ラウンド開始ということでした。

午前11時に宿泊先のメルパルク仙台で待ち合わせして,いざ表蔵王へ出発。

大会期間中,石垣選手の車の運転は,キャディの田中さんが担当します。
石垣選手は助手席で何かメモを書いています。

今日は寝坊して朝ごはんをまだ食べていないということで,途中ファミリーレストランに立ち寄って,朝食兼昼食をとることになりました。
私たちもお腹がすいてきたので,一緒に昼食をいただくことにしました。

食事が運ばれてくるまでの間,石垣選手は「ゴルフトゥデイ」の連載の原稿をメモしていました。
このメモ用紙は江戸川競艇のマークシートだそうです。鉛筆はゴルフ場においてあるプラスチックの鉛筆を使っていました。
この手慣れた感じがなかなかイイですね。

連載が始まった当初は,電話で編集の方とやりとりをして書いてもらっていたそうですが,現在は全部自分で原稿を手書きして,出先のホテルなどからファックスで送っているそうです。
プロゴルファー本人が原稿を手書きしているという例は聞いたことがありませんが,こんなところにも石垣選手流のこだわりと,ファンを大切にする気持ちが感じられて,うれしく思いました。

��時ちょっと前にゴルフ場に到着。
練習を始める前に,駐車場にあるキャロウエイのサービスカーに行き,グリップの交換をしてもらうことになりました。

駐車場には,キャロウエイの他,ツアーステージ,テーラーメイド,ダンロップのサービスカーがとまっています。
他のメーカーのサービスカーは,打ちっ放し練習場の付近にとまっていました。

キャロウエイのサービスカーの前には,契約選手に配る今週分のボールや手袋などが入った紙袋が並んでいます。
白石選手の袋には「白石プロ」と書いてありますが,石垣選手の袋には単に「すし」と書いてあるのが面白いです。

キャロウエイのサービスカーの内部。(了解をいただいて撮影させていただきました。)
選手の注文に応じて,クラブヘッドのチューニングをしているところのようです。

手をあげてこちらを見ているのは,キャロウエイのサービスの方です。しきりに,「すし,すし」と石垣選手に声をかけていました。
サービスカーにはいろんな選手が出入りしますが,画面左手の白いキャップの選手,どこかで見たことのある選手だな〜と思ったら?

昨年のアジアンPGAツアーの賞金王,タイのトンチャイ・ジャイディー選手でした。
「ゴルフチャンネルでいつも見てます。がんばってください。」と声をかけたら,「ドウモアリガト」とにっこりしてくれました。

クラブの調整も終わり,いよいよクラブハウスの中へ。
クラブハウスの屋根には,JCB CLASSIC SENDAI 2002の文字が飾られています。
私たちは,石垣選手からファミリー・タグをいただいて中に入らせていただきました。

クラブハウスでもコースでも,石垣選手は選手や関係者の方たちから「すし!」と,いっぱい声をかけられていました。
石垣選手と話をしているのは,大の仲良しというブラッド・アンドリューズ選手。

この日一緒に練習ラウンドを回る予定だった白石選手は,どうやらお休みのようで,他の選手と練習ラウンドの打ち合わせをしていました。

打ちっ放し練習場が満杯だったので,まずは練習グリーンでパットの練習を行うことになりました。
練習場の後方には,PRGR,タイトリスト,そしてミズノのサービスカーがとまっています。
選手の後方には,各メーカーが様々なスペックのクラブをならべて,選手達に試してもらおうとしているようです。

石垣選手はアクシネットのT字型パターを2本と,ピン型パター(スコッティ・キャメロン?)を交互に試していました。
キャディーの田中さんは,「やっぱりT字型でしょう。」と語っていました。

午後2時ころ,練習ラウンドの時間になったのでティグランドに向かいました。しかし,急に練習ラウンドが中止になり,練習場に引き返すことになりました。

練習場ではウエッジで軽くならした後,6番アイアンを延々と打っていました。目標のやや右側に打ち出されたボールは,最高点に達したあたりからゆるやかに左に切れていきます。

足下にクラブを置いて,スタンスの方向を確認しています。
私がずっと後方で写真を撮り続けていたら,「ちょっと撮ったスイングを見せて」と石垣選手に頼まれ,動画モードでスイングを撮ってお見せしました。

練習場に,どこかで見た顔の方が現れたと思ったら,2年前のJCBで知り合った石垣ファンの阿曽さんでした。
阿曽さんは,この日石垣選手が来ているとは知らずに会場を訪れ,偶然にも2年ぶりに合うことができました。

��時を回ったころ,「今から回れないかな?」と石垣選手が言い出し,キャディマスター室に行ってみたらOKということだったので,急遽アウトだけ回ることになりました。

石垣選手と,キャディの田中さん,そして私たち数名のギャラリーだけで1番から練習ラウンドをスタートしました。
キャロウエイERC2から放たれるティーショットは,音もボールの軌道も迫力満点でした。ドライビングディスタンスで一位になるのもうなづけます。

練習ラウンドでは,ティーショット,2打目とも2発から3発のボールを打っていました。
ここは1番パー4,フェアウエイ左のラフ。ティーショットをひっかけると,ここにつかまります。
いろんな状況を想定して練習しなくてはなりません。

きつい打ち上げの2番パー4。3打のうち1打を大きく左に曲げてしまいました。
石垣ファンの阿曽さんによると,「ここはすしにとってキーになるホール」だそうです。

強い日差しの中,水分補給は欠かせません。
軽量スタンド式バッグとはいえ,毎日かついで18ホール回るキャディーさんは大変です。

��番パー4の2打目は,向かい風にあおられてなかなかグリーンに届きません。
��クラブ上げてようやくグリーンにオン。
「今日,回っといてよかった〜!」と石垣選手は語っていました。
※初日,石垣選手はこのホールをダブルボギーとしました。

��番パー4のティーショット。
短いホールで,ドライバーで打つとグリーン手前のバンカーに入る危険があるので,石垣選手はアイアンでレイアップします。
この日は,ドライバーとアイアンと両方打っていました。

��番パー4のグリーン後方。
「この辺にボールが来そうだな。」と縁起の悪い話をしながら,アプローチの練習をしていました。

豪快なうち下ろしの4番パー5。
ティーショットがフェアウエイにとまれば,2オンのチャンスがありそうです。

��番パー4,フェアウエイ左の崖下を歩く石垣選手。練習ラウンドでは,わざと(?)こういうところにも打ち込んでみなければなりません。

��番パー4のティーショット。このホールも第2打が打ち上げとなり,距離をあわせるのがむずかしそうです。
遠くに柴田町の町並みが見えます。

��番パー3。グリーン左には小さな林,右手には崖があります。
受けグリーンになっているので,ピンをオーバーするとパットが大変なので,手前から攻めていくとのこと。
※初日,石垣選手はこのホールでバーディーをとりました。

��番パー5のティーショット。一昨年の3日目に,右のラフからZOOM Cで2オンしてバーディーをとったのを鮮明に覚えています。

今年は,キャロウエイのスチールヘッド4+と5番という2本のウッドをバッグに入れています。
キャディーの田中さんを前方に立たせて,2打目でグリーンを狙う練習を何発か打っていました。

同じく7番パー5の3打地点。100ヤード付近からウエッジで3オンを狙う練習です。
手前に見える黄色い円マークが100ヤードの印でしょうか。

後ろから誰もこないので,グリーン周りでは,いろんな方向からアプローチやバンカーをたっぷりと練習していました。

うち下ろしの8番パー3。すっかり陽が傾き,影が長くなってきました。

��番パー3のグリーン回りから,バンカーショットの練習をたっぷりと。
グリーン手前からのやさしいアプローチより,グリーン後ろからの難しいアプローチのほうがなぜか上手な石垣選手。

アウトの最終,9番パー4のティーショット。
まぶしい夕日に向かって打っていくことになります。

��番の第2打。ミスショットの時は,こんな風に体をよじってしまいます。

ホールアウトしたのは,午後5時45分頃。約2時間半の練習ラウンドでした。
ラウンドを終えた石垣選手は,今度はアプローチ練習場に向かい,ここでアプローチやバンカーの練習を1時間近くもたっぷり行いました。

その後,クラブハウス前の練習グリーンでパットの練習をするということでしたが,日が落ちて急に寒くなってきたため,最後まで見届けるのを断念してコースを後にしました。
明日からいよいよ,JCBクラシック仙台2002,開幕です。